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2017/12/17
現在注目が集まる住宅ローン、フラット35のデメリットとは?
みなさんこんにちは!
金融や経済の見通しを立てることが難しくなっている現在、住宅ローンを組む際に人気があるのが「フラット35」です。
みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
このフラット35は全期間固定金利のため、住宅ローンを返済しているうちに大幅な金利の上昇や金融バブルなどがあったとしても影響を受けにくい安定してた返済プランと言えます。
しかし、このフラット35はメリットしかないわけではありません。
そこで今回は、フラット35に関するデメリットやリスクを特別にご紹介させていただきたいと思います!
これを読んだ上で、長期間固定金利の住宅ローンの本当の良し悪しを判断して、自分にあった住宅ローンを見極めてくださいね!
デメリット1団信料
通常、民間銀行の住宅ローンを利用している場合、「団体信用生命保険」という保険に加入することが義務付けられています。
これは、住宅ローンを組んだ契約者に万が一のことがあった際に、残りの返済残高分の金額を保険会社が支給してくれるため、残されたご家族に金銭的な負担が残らないという保険になります。
そして、加入が義務付けられているため、多くの民間銀行ではこの団体信用生命保険の料金(団信料)を銀行側で負担してくれます。
もちろん、無料とは言っても銀行が利息などで得た利益から保険会社に払っているのですが、「団信料」として目に見える形で徴収されることはありません。
一方、フラット35では、この団信への加入が任意となっています。
そのため、この保険に入りたいという場合は保険料(団信特約料)を自ら払う必要があります。
そして、その額が意外と大きいのです。
借入額と金利によっても変動しますが、その額はおよそ200万円前後。この額を大きいと思うか小さいと思うかは人それぞれですが、少しデメリットと言えるかもしれませんね。
デメリット2繰上げ返済
ほとんどの民間銀行では、早めにローンを返済しておきたいという方に対して、手数料無料で繰り上げ返済を受け付けています。
銀行としても、早めにローン残高を減らしてくれた方が、キャッシュが入るのでありがたいですよね。
しかし、フラット35の場合、100万円単位でしか繰り上げ返済をすることができません。
100万円が口座に貯金されるまで待つ間に、利息は増えていくので、やはり少し損なのは明らかですね。
これもフラット35のデメリットと言えるでしょう。
いかがでしたか。
フラット35のデメリットを二つご紹介しましたが、どちらも少し「厳しいなぁ。」と感じたかもしれません。
長期間固定金利という安全の一方、このようなデメリットがあることも踏まえて、どのような金利タイプが自分にあっているかを見極めて、健全な返済計画を立ててくださいね!