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2018/03/03
耐震構造を知ってから家を建てよう!! 鉄骨造、鉄筋コンクリート住宅の耐震性とは!!
皆さんは鉄骨造住宅や鉄筋コンクリート住宅にどのようなイメージを抱かれていますか?
きっと、ほとんどの方が「地震に強い」、「家事に強い」など、万が一の際における強さをイメージされたと思います。
では、何故、それらの住宅は予測不能な出来事にも強いのでしょうか。
しっかりとその理由を知ってから、家を建てて、安心してくらせるようにしましょう。
今回は、鉄骨造、鉄筋コンクリート住宅における高い耐震性の理由をお伝えします。
・鉄骨造住宅の耐震性
鉄骨造住宅では、柱や梁など家の主要な部材を鉄や鋼を用いて建てられます。
使用される鋼材の厚みによって、用途も変わるのです。
例えば、厚さが6mm以上であれば重量鉄骨、6mm以下であれば軽量鉄骨となり、前者は大型建築物、後者は一般的な住宅に用いられます。
家を建てるまでに時間がある場合は、部材についても確認してみてください。
鉄骨造住宅では耐震性を高めるために、柱と柱の間にブレースと呼ばれる部品が導入されます。
元から優れている耐震性や耐久性をより高められるため、その存在を知っておいてください。
鉄骨造住宅を建てられる場合、注意して頂きたい点が1つあります。
それは、建物自体がかなりの重さになることです。
家の素材に鉄を用いる分、どうしても重くなります。
重い家を支えるためには強固な地盤が不可欠です。
地盤改良が必要な事もあるため、予算を考える際に考慮しておいてください。
・鉄筋コンクリート住宅の耐震性
鉄筋コンクリート住宅では、2つの素材が使われています。
1つは引っ張る力に強い鉄筋、もう1つは上からかかる圧縮力に強いコンクリートです。
これらの素材が家を建てる際に一体化することで、頑丈な家が建てられます。
地震が発生した際、一目ではわかりませんが建物は変形しているのです。
揺れが収まれば元の形に戻りますが、家にはかなりの負荷がかかります。
場所によって発生する負荷の種類や強さが異なるのです。
鉄筋コンクリート住宅であれば、素材自体が負荷に耐えられる力を有しているため、高い耐震性が発揮されるのです。
鉄筋の配置やコンクリートの配合によって、さらに耐震性を高められます。
安全性に注力される方は、鉄筋コンクリート住宅に目を向けてみてはいかがでしょうか。
ただ、鉄筋コンクリート住宅はコストがかかります。
数ある工法の中で最も金額が高いため、予算とのバランスを配慮して計画してください。
今回は、鉄骨造、鉄筋コンクリート住宅における高い耐震性の理由をご説明しました。
不安のない日々を過ごすためにも、今回ご紹介したような家を建てませんか。