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2018/02/25

耐震構造を考える前に!! 液状化現象が起きない地盤を見つけましょう!!

日本は地震大国と言っても過言ではありません。
誰でも地震に行う対策の必要性は理解して頂けていると思います。
注文住宅の中に耐震構造を設けようと考えている人もいらっしゃるでしょう。

確かにそれも大切なことですが、それ以上に気にしていただきたいことがあります。
それは地盤です。

地盤が安定しなければ、どんなに優れた耐震構造を設けても宝の持ち腐れとなってしまいます。
場合によっては、家自体が凶器となる事もあるでしょう。
その原因の1つである液状化現象について知り、その対策もするようにしてください。

今回は、家と家族を脅かす液浄化についてお伝えします。

・液状化現象が起こる理由

どんな地面も水分を持っています。
水分を持たない土というのは存在しません。
通常の土は土の粒子の間に水分と空気が入り込んで粘土状になっているのです。
その状態の土に地震の揺れが加わることで、水分だけが地上に出てきてしまいます。
これが液状化現象です。

それによってビルが傾いたり、道路の舗装が割れたりしてしまうのです。
自身も液状化現象もいつ起こるかわかりません。
しかし、対策をすることはできます。
では、その方法を見ていきましょう。

・液状化現象が起きやすい場所を避ける

液状化現象は次の2つの場所で起きやすいとされています。

1つ目は、砂地盤で地下水位10cm以内のところです。
砂地盤とは、土の粒子の大きさが0.03~0.5mmで構成された地盤を指します。
このような土は埋め立て地でよく利用されていました。
過去に埋め立て地として利用されていた箇所には注意しましょう。

2つ目は、サンズイが入っている地名です。
池や沼、湖、河川、海などの漢字が使われている地域は避けてください。
昔はその地域の特徴に合わせて名前が付けられました。
川や池などがある地域は、それにちなんだ名前が付けられています。

もし、地域名にサンズイが入っている場合は、注意しておいたほうが良いかもしれません。
また、川や海など、水が集まるところには砂が集まりやすいです。
水場の近くや水場として使われていた地域に家を建てる場合は、地盤調査を欠かさずに行うようにしてください。

今回は家と家族を脅かす液浄化についてご説明しました。
最近では液状化現象の例が多いため、多くの情報があるのです。
公的機関もそのような情報を積極的に集めています。
市役所の相談窓口に相談したり、土地履歴マップを見せてもらったりして、液状化現象の被害を受けないようにしませんか。

 

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