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2017/12/23
静岡の建築会社が解説! フラット35の家を建てるデメリットって?
皆さんは『フラット35』という言葉をご存知でしょうか。
最近人気が出てきているフラット35ですが、調べても難しい単語ばかりで分かりにくい、ということもありますよね。
今回は、そんなフラット35の特徴とデメリット、最後にオススメな人について、ご紹介します。
■フラット35って何?
フラット35は、借入期間35年。35年という住宅ローンの中でも長期間の借り入れを前提として提案されるプランです。
フラット35は他の住宅ローンと違い、住宅金融支援機構という機関が銀行にお金を建て替えてくれるため、銀行側の返済に対するリスクが低くなるのが特徴です。
そのため、他の借入期間の長い住宅ローンよりも金利が低くなり、信用も厚いため、近年人気が高まっています。
■フラット35のメリットって?
まず、先述したように『金利が低い』こと。
そして、35年間という長期間にわたって『金利が固定』されている、ということです。
昨今は特に金利の変動が激しいため、このような固定金利の住宅ローンが人気を集めていますね。
35年も住宅ローンを支払い続けるとなると、今後の家族の収入や教育費などが気になる方が少なくありません。
そのような状況でも、フラット35での住宅ローンならば、堅実にローンの返済を行うことができます。
■フラット35のデメリットって?
良いとこづくめに見えるフラット35ですが、信用の厚い住宅ローンであるため、審査に特殊な基準を設けています。
フラット35の融資を受けるためには、ローン返済にかかわりを持つ住宅金融支援機構が定めだ基準をクリアしなければいけません。
また、住宅購入に必要となる手数料や火災保険料などを一緒に借入することは出来ません。
このため、これらの諸費用を現金で用意しておく必要があります。
勿論固定金利のため、今後金利が低くなるような場合には、損をしてしまうことも考えられます。
■フラット35はこんな人にオススメ!
フラット35は借入時に勤続年数などは問われず、団体信用生命保険に加入することが義務ではありません。
このため、転職したばかりの方や、自営業などの個人事業主の方でも借りやすい仕組みとなっています。
また、固定金利を長期間継続できるため、お子さんが大きくなるなどの家族の重大なライフイベントが残されている方、今後の家計の予想がつきにくい方にもオススメです。
教育費などを含む家計の調整がすぐにできますし、何より長期間金利の上下に悩まされることはありません。
いかがでしたか?
フラット35は住宅の基準や検査、証明書などの条件を満たすことができれば、ご家庭を持つ方に非常にオススメできるプランです。
平松建築株式会社では、静岡を拠点として住宅建築はもちろん、それにともなうライフスタイルやプランについてのご相談も承っております。
フラット35などの住宅ローンについてお悩みをお持ちの方も、お気軽にご相談ください。