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2018/12/14
年を重ねるごとに魅力も増す建材選びのアドバイス
100年住める家と考えれば、長い長いお付き合いになります。
最初に安くても、後々メンテナンスが必要だったり、交換が必要だったりしては、結局、高くつくことになりますよね。
長持ちする素材を選ぶことも家づくりの大事なポイントです。
例えば外壁材は、金属サイディングのガルバリウム鋼板を主に使っています。
イニシャルコストがかかっても20~30年ほどはメンテナンスが不要でコストを抑えることができます。
景観を考えると塗り壁も魅力的なのですが、塗り壁は職人さんの施工費用が必要になるので高くつきますし、小まめなメンテナンスに生涯コストとして約300万円を見ておきましょう。
このお金を老後に取っておくかどうかは、ライフプランをみて見極めてください。
建材のこだわりとして他に、県産材の天竜杉や天竜ヒノキなど、地元の材料、地元の企業を意識して使うようにしています。
輸送距離が抑えられることは、コスト的にも地球エネルギー的にもメリットがあります。
ちなみに、平松建築は収納の内側も杉板で仕上げています。
布団や洋服といった身にまとうものに、化学物質が吸着しないよう、見えないところも気遣っています。
私たちの家づくりは、年を重ねるごとに魅力が増していく自然素材を使いながら、長い目で見て良い家とご納得いただけるものを手掛けていきますのでどうぞご期待ください。