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2019/01/30
睡眠の質をアップさせる家づくりの工夫
テレビが憧れの家電だった時代からは考えられないほど、この50年ほどで電化製品は飛躍的に種類が増えていますね。
それに応じて家もコンセントの数が増え、照明の数も増え、屋内配線の量も増えました。
そこで気を付けたいのが、屋内配線からも半径60cmまで電磁波は発生し、電場は壁や床から人へと伝わっていくことです。
特に、1階の配線が通っている2階床下には注意しましょう。
2階には寝室や子供部屋を配置することが多く、配線をきちんと計画していないと、電磁波の影響を就寝中ずっと受けていることもあります。
特に、屋外から引き込んだ電気を分電盤まで送る通り道「幹線」は、どこを通すかが重要です。
その家で使うすべての電気が通る幹線には最も大きな磁場が発生します。
人に影響しないよう収納の壁内を通すように計画したり、2階の床下よりは部屋にいる時に距離が遠くなる2階天井を通すように工夫します。
そして家づくりで皆さんに取り入れていただきたいのがアース付コンセントです。
エアコン用だけでなく、各部屋に一つはアース付きコンセントを設置するのがお勧めです。
特にパソコンはどこで使用するかを考えてアース付きコンセントの位置も計画しておきたいですね。
もっと徹底的に電磁波対策をご希望の方にはオールアース工法で施工させていただきます。
壁内や床下を導電性スパンボンドというシートで覆いアースを取ることで、電場をカットします。
電場をカットすることによって、睡眠のクオリティが上がり、ご家族の精神的な安定をもたらします。
また、静電気による皮膚へのホコリの吸着が減ることで、アトピー性皮膚炎の悪化を防ぎます。
電磁波についても真剣に考えながら計画する家づくりは、健康に暮らせる家づくりとしてさらにご期待いただけたのではないでしょうか。
電磁波のお話し
①電場と磁場について→https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/blog/2019/0128/
②家庭で出来る電磁波対策→https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/blog/2019/0129/