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2019/02/04
「触媒」を利用!?健康な家は窓ガラスにも工夫があります
健康になれる家づくりに取り組む平松建築では、「触媒」を利用した空気の浄化にも取り組んでいます。
今回は、窓ガラスをプラチナチタン触媒「エアープロット(AIRPROT)」でコーティングすることにより、空気をキレイにする仕組みについてご紹介します。
最近では光触媒加工を施したフェイクグリーンの観葉植物や胡蝶蘭を見かけることも増え、触媒という言葉もよく耳にしますね。
触媒とはそれ自身は変化しないのに、決まった化学反応を効率よく進めるものです。
エアープロットに使われているプラチナチタン触媒は、化学反応に紫外線を必要とするチタン触媒に、さらにプラチナ触媒を組み合わせることで、光の当たらない夜間でも効果を発揮するようにしたものです。
チタン触媒には分解出来ない有機化合物も、プラチナ触媒では分解でき、分解した化合物はチタン触媒が酸化還元し、補い合いながら効率的に空気をキレイにします。
対流や熱運動によりたえず動いている室内の空気は、窓ガラス付近では温度差で空気も動きやすく、そこでエアープロットは窓ガラスに当たった有害物質を吸着し分解するしくみです。
分解する有機化合物には、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド・トルエン・キシレンなどのVOC(揮発性有機化合物)の他に、花粉、ハウスダストなどがあります。
これらを分解することで、どんな効果があるか、次回詳しくご紹介します。