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2019/02/13
太陽光発電パネルはどの方角に設置する?
前回(https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/blog/2019/0212/)、太陽光発電の売電価格の値下がりリスクとそれをクリアする方法についてお話をさせていただきました。
今回は、実際の設置方法についてのお話しです。
ここでクイズです!
太陽光発電パネルの設置面で、一番発電の効率が良い方向はどの方角だと思いますか?
答えは、南面。
平松建築でももちろん、設置場所は屋根の南面一面に設置することをお勧めしています。
東西面になると発電量は15%低下し、北面だと40%も低下してしまいます。
東西面や北面への設置は、パネルの光が隣家や後ろの家へと反射してまぶしくなって訴訟問題に発展してしまう事例もあるため、慎重に配慮する必要があります。
パネルの枚数はあまり少ないと効率が悪くなってしまうため、5kw~6kw程度は載せたいところです。
設置面積が確保できる屋根の形状としては、片流れ屋根が最も効率的ですが、切妻屋根でも南面を大きくすることで確保できます。
平松建築では太陽光発電についても、ライフプランから逆算して、その人に合った間取りの大きさ、それに対する最も効率の良い太陽光発電の出来る屋根の形状を導き出します。
長い目で見て最適なプランを考え、老後もお金の心配なく安心して暮らせる家づくりをすることが、長寿の現代で必要とされているのではないでしょうか。