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2019/03/12
日本の主なシロアリ2種の特徴を掴んで家を守ろう!
想いを込めて作った大切な家。
シロアリの被害は心配ですよね。
建物に被害をもたらすシロアリの主な種類が「イエシロアリ」と「ヤマトシロアリ」です。
・ヤマトシロアリ
日本全体に広く分布しているシロアリですが、湿った場所に生息し、食害力も強くはありませんが、加害場所には木材腐朽菌が持ち込まれるので注意が必要です。
日の当たる場所には出られず、通風があれば死んでしまいますし、湿気がなくても死んでしまいます。
巣も環境の変化に合わせて移動させるため、被害も大きくなりにくいシロアリです。
・イエシロアリ
寒さに弱く、太平洋側の温暖な地域の沿岸部に生息します。
平松建築のある静岡県磐田市は海に面しています。
凶悪なイエシロアリも生息する地域です。
特に、磐田市を東西に走る国道150号線より南側地域では、イエシロアリの対策をしっかりとしておきましょう。
乾燥した場所にも水を運び、激しく加害します。
巣もヤマトシロアリに比べて大きく、一か所に長くとどまることから、食料となってしまった家の被害は大きくなります。
ヤマトシロアリ対策と同様の湿気対策と通風確保の他に、念のためホウ酸処理や薬剤処理も行っておきます。
湿気対策と通風のコントロールが出来ていれば、シロアリの被害からはほとんどが守ることが出来ます。
WB工法は1万棟の実績がありますが、シロアリ被害は未だ報告されていません。
しかしながら、在来種シロアリとはまったく性質の異なる外来種のシロアリが浜松でも確認されましたので、今後、気を付けなければなりません。
詳しくは次回でお話しします。