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2019/03/15

バリアフリーな家づくり6つの提案

高齢者にやさしい家は、すなわちご家族みんなに優しい家。

高齢者と暮らす予定がなくても、ご自分たちの老後に備えた家づくりをしておきませんか。

備えられることには、出入り口の段差をなくす、床材を滑りにくいものにしておく、引き戸のドアにしておく、車椅子になったときのために廊下やトイレを広くとっておく、などいろいろありますね。

備えを考え始めると、2階リビングの間取りは老後大変ではないだろうか?と心配される方もいらっしゃることでしょう。

しかし、2階に毎日上がることが、逆にトレーニングになると考えてみませんか?

階段に手すりをつけ、段の高さを抑え、踊り場を設け、安全に配慮してみてはどうでしょう。


そして、もう一つご提案が。

こうした目にみえるバリアフリー以外に、家の中の温度差をなくすバリアフリーも大切です。


平松建築のある遠州地域は温暖な地域のため、部屋ごとの温度への配慮を考えた家づくりがなされてこなかった気がします。

そのため、暖かいリビングと浴室・脱衣所の温度差が大きく、急激な血圧変化によって、心筋梗塞・脳出血・脳梗塞などの突然死を引き起こすヒートショックのリスクが、家全体を暖める寒冷地よりも逆に高かったのです。

家の断熱性能・気密性能を高め、エアコンで家全体を効率よく暖めて、温度のバリアフリーを実現することが、健康で長生きできる家づくりにつながりそうですね。家づくりは、いろんな見方を持って、柔軟に考えたいものです。

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