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2019/03/18
家づくりから考えるアトピー性皮膚炎の要因4つとは?
アトピー性皮膚炎のお子さんがいらっしゃるお家では、掃除を小まめにしたりして、苦心されていることと思います。
平松建築では、「家」がアトピー性皮膚炎のお子さんのためにできることがあると考えています。
「家」の性能がアトピー性皮膚炎に最も影響する要因として「化学物質」があります。
主な原因と考えられるのは、1.化学物質、2.電磁波、3.湿度、4.水(塩素)です。
今日からシリーズで家の性能でできる対策方法をご紹介します。
1. 化学物質
建材に含まれていることがあるホルムアルデヒドなどの化学物質は、シックハウス症候群の原因となります。
シックハウス症候群には、その症状のひとつに皮膚炎があり、アトピー性皮膚炎を悪化させる要因になります。
壁紙や合板の接着剤には化学物質が使われています。
家の素材は規格を確認しせっかくこだわったのに、持ち込まれる合板製の家具も化学物質の発生源になることをご存知ですか。
全ての発生源を断つことは難しい化学物質、そこで重要になってくるのが換気です。
そうとは知らずに持ち込んでしまった化学物質を家の外へ出すことが大切になります。
平松建築で行っているWB工法では、呼吸する壁が湿気と共に化学物質を取り込み、壁内の通気層を通して家の外へと排出するのです。
WB工法では常に換気ができていますが、だからといって隙間風が入る寒い家ということではありません。
詳しくは(https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/blog/2019/0122/)をご覧ください。
アトピー性皮膚炎に影響する原因として次回は電磁波 についてご紹介します。