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2019/04/23
家づくりから考える3つの電気代対策
電気代がかかる原因を考えてみましょう。
①給湯
お風呂や、洗面所、キッチン等で使うお湯に使われる電気。
②冷暖房
夏の冷房・冬の暖房。冬は灯油だよという方もいるかもしれませんが、お金がかかるという意味では同じことですね。
③照明
④家電
電子レンジ・炊飯器・冷蔵庫・テレビ
住宅建築に関わることですから、そのうちの①~③に焦点を当てていきます。
まずは①の給湯から・・・
アパートでは給湯はほとんどガス給湯器が多いと思いますが、
これがなかなかお金がかかります。
アパートの大家さんは基本的にガス給湯器を買っていないことが多いです。
そして、ガス供給会社が給湯器を無償で提供する代わりに、
ガス料金の基本料金や、ガスの立米単価を割高にしているためです。
新築でガスにすると、自分で購入すれば少しは安くなりますが、
オール電化にならなくなり、深夜電力(日中の約1/3以下)の料金で利用することができなくなります。
もったいないから電気にしましょう。
ということでそれなら「エコキュート」がお得です。
電気で水を直接温めるのではなく、
電気で空気を圧縮してその圧縮した空気の熱を利用するため、
少ない電気でたくさんのお湯を造ることができます。
地球と財布にやさしいのです。
そして②の冷暖房・・・
冷房は暑いから使います。暖房は寒いから使います。
それならば、断熱性能を上げて、夏涼しく・冬暖かい家にすれば冷暖房費は少なくなりますね。
これに関しては、アパートよりはるかに安く建てる方法で今後触れていきたいと思います。
そして③の照明器具
白熱灯とLED電球を比較してみましょう。
同じ明るさを得ることを条件に比較すると、白熱灯よりLEDのほうが84%削減になります。
照明器具の寿命は、白熱灯よりLEDのほうが約40倍。
住宅ローンの支払とともに、必ず支払っていくもの。
電気代は住まいを普通に建ててしまうと、
アパートに住んでいた時より多くの電気代を支払うことになります。
なぜなら、アパートの時より部屋数が増え家族も増えていくからです。
家づくりを検討するときは、デザインや間取りも大事ですが、
電気代のことも真剣に考えていきましょうね(^_^.)