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2019/04/25
健康住宅は施工方法にもこだわりたっぷりです
今日は通気断熱WB工法の施工方法の説明をしますね。
勾配天井なりに、高性能断熱材のフェノバボード60ミリを貼り付けます。
さらにそのボードのジョイント部分を気密テープで隙間をなくし、ボードと構造材の隙間はコーキングで気密を取ります。
そうすることにより、フェノバボードの性能を最大限引き出すことができるんです。
性能の高い断熱材を用いても、施工の仕方がイマイチだと、結果的に良好な室内環境にならないこともあります。
だから、徹底的に隙間をなくして行く必要があるのです。
そして断熱材の上に天井を貼り付けるための、下地の木を取り付けます。
よく見ると欠きこみがあるのが分かるでしょうか。
その欠き込み部分から空気が通り、構造材にも通気用の穴が空いているので最上部まで空気が登ります。
そして熱い空気とともに、化学物質と、湿気、匂いが排出されます。
平松建築の現場は他ではやらないような施工の方法がたくさんありますが、
それにはちゃんと理由があるんです。