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2019/05/01
脇役だけど重要!床下点検口の3つのこだわり
今日は住まいの脇役のお話し。
「床下点検口」について・・・
地味な話です。
でも大事なことを話します。
平松建築で標準仕様の点検口です。
昔の床下点検口とは一味違います。
さて何が違うでしょうか。
わかりますか?
一つ目の違いは樹脂製であることです。
昔の点検口はアルミ製が多かったですね。
素足だと冷たかったり・・・
踏むとギシギシ音がしたり・・・
キッチンの近くに良く設置してありましたね。
「音が鳴るから気になるし使わないから閉じてそのまま床張り替えちゃってください」
そんなご要望がよくありました。
フタの厚みも昔とは大違い。
こんなに厚いんです。
見えないところだからフタの厚みなんてどうでもいい?
そんなことないですよ。
とても大事です。
暑さが断熱性能や耐久性に影響してきますし、
このフタよく見ると気密パッキンという柔らかい部材が全周についてます。
だから気密性も高いんです。
一般的な床下点検口との違いをまとめると・・・
①樹脂製だから熱伝導率が低く冷たさが室内に伝わりづらいこと。
②厚みもあり柔らかいパッキンもついているから歩いても音が鳴らないこと。
③柔らかいパッキンで気密性が高まり隙間風が生じないこと。
そんなところです。
細かいところだけど脇役の床下点検口にもこだわりましょう。
ワンランク上の家づくりのちょっとしたコツでした。