ブログ子どもと暮らす家
2021/03/15
地震や火災、災害に備えた家づくりで大切な人を守ります
東日本大震災から10年
平松建築で家を建てた広報担当の小木です。
3.11から10年。
あの日、被災地から遠く離れた静岡県でも、初めて感じた大きな揺れに恐怖を感じたのを今でも覚えています。被害にあった皆様やそのご家族の皆様を思うと胸が痛みます。
改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された多くの皆様にお見舞い申し上げます。また今もなお復興に尽力されている皆様には心より敬意を表します。
たくさんの犠牲と引き換えに学んだことを決して無駄にすることのないよう、今後の生活に生かしていかなくてはと思います。平松建築では家づくりの観点から皆様に安心して暮らしていただけるようご提案させていただきます。
地震に強い家ってどんな家?
家を建てる時、「地震に強い家がいい」という思いがありました。皆さんも同じだと思います。せっかく建てるお家ならずっと住み続けたい。家族の命はもちろん、家だって守りたいですよね。
どんな家を建てれば地震に強いのか、考えたことはありますか?なんとなく「耐震等級をクリアしてれば大丈夫」そう思っていませんか?
2000年に改正された建築基準法で設定された耐震等級1はあくまで命を守るためのものです。災害時には倒壊してしまったり、倒壊まではいかなくてもそのあと住み続けることができなかったり、次に地震が来た時には生命が守れない危険性があったりと、建て替え・住み替えが必要になってきてしまいます。
2016年に起こった熊本地震の2年後の調査で、激震地では既存住宅の半数強がなんらかの形でなくなってしまっていることがわかりました。
潰れるかもしれないし潰れないかもしれない、最低限の耐震等級ではそんなギャンブルのような大きなリスクを負うことになります。
もちろん保険は大事ですが、まず壊れない家を作ることが一番の保険と言えます。
身の回りからできる対策を
家にいる時にいざ地震が起こったら…周りを見渡して危険なものはないでしょうか?
倒れてきそうなもの、飛んできそうなものなどはできる限り固定した方が良いですね。寝ている時に動けなくならないようにベッドの周りには倒れる家具を置かない、重いものを上の方に置かないなども気をつけられるかと思います。
これから家を建てる方には、造り付けの家具をお勧めします。我が家もほぼ造作家具を採用しました。
災害対策にはもちろん、収納スペースの確保・住んでからの生活が想像しやすいなどのメリットもあります。好みに合わせて作ることができるので、デザインの面でも大満足です。
その他にも、出入り口や通路付近には物を置かないといったすぐにできる対策をしていくのも大事ですね。身の回りのことから非常時を想定して対策を考えておくのはとても重要だと思います。
火災にも備える家づくり
最近のお家では多くなってきているIHクッキングヒーター。火力が心配、電気代が心配…などの理由で悩む方もいらっしゃるかと思いますが、安全性の面からもコストの面からも私はIHクッキングヒーターをお勧めしたいです。
まずガスコンロはIHクッキングヒーターに対し火災リスクが3倍高くなると言われているそうです。これは結構大きいですよね。
家庭での火災の原因の多くにコンロからの出火があります。IHに変えることでその原因を少しでも取り除けたらより安心感が強まります。
気になるコストですが、オール電化にしてしまえばガスの基本使用料を払う必要がなくなります。その上太陽光発電をつけることで売電によって自分の家の電気代がまかなえてしまうこともあります。我が家もアパートから大きな家に引っ越し、家族も増えたことで電気代が上がるかな?と心配もありましたが、電気代は売電収入で相殺できています。
さらに全負荷型の太陽光発電を選択すれば非常時などでも太陽が出ている日中は調理や給湯など普通に使え、災害への備えとしてもおすすめです。
情報を得て選んでください
調べればいろいろな情報が入ってくる世の中。情報が多すぎて、結局どうしたらいいの!?とわからなくなってしまうこともありますよね。
情報を入れること・知識をつけることはとても大事だと思いますが、その中で何が大事なのかを見極める力も重要だと感じます。
メリット・デメリットを理解し物事の本質を捉えた上で、自分にとって正しい判断ができるようになると良いですね。
平松建築では皆様のリスクもコストも最小化する家づくりをしています。不安なこと、わからないことがあればお気軽にお問い合わせください。
またYouTubeLIVEや動画などでも家づくりに関する情報・失敗しない家づくりのノウハウを配信しています。チャンネル登録、高評価押していただけたら嬉しいです。
『災害リスクを想定した家づくり』の動画では・地震・風災・水災・火災に備える家づくりのお話をしています。10分で見られる短い動画ですのでスキマ時間にぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=asHJaJ0gbhI
平松建築|代表の平松から
4/16の緊急事態宣言を受け、平松建築では打ち合わせをすべて非対面で進められるよう、オンラインミーティングを実施しています。緊急事態宣言は解除されたもののまだまだ予断を許さない状況ですが、コロナの影響で得た良い変化については終息後も変化したままだと考えています。
具体的には、こういったオンライン打ち合わせを初めとしたインターネットの活用による、移動時間や社内打ち合わせ時間の削減といったものです。家づくりは、初めてお会いしてからお引渡しまでに1年以上かかることが大半です。
こんな時期だから打ち合わせは先送りにする・・・のではなく、これからの打ち合わせのために是非オンラインミーティングをご活用ください。オンライン打ち合わせなんてやったことがないという方が大半ですので、ご興味ありましたら下記から遠慮なくお問い合わせください。 もちろん、従来どおりの対面打ち合わせも行っておりますので、やりやすい方に合わせて提案させていただきます。
■平松建築|オンライン無料相談
http://bit.ly/39WCKvu
■平松建築|モデルハウス
https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/lp-modelhouse/index.html
■平松建築|構造見学
https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/lp-kouzou/index.html
ライター紹介
平松建築 広報担当の小木です。
男児3人+女児1人の4児のママです。
長男の小学校入学を機に平松建築でお家を建てました。
子どもの成長を感じ、楽しみながら日々育児に奮闘しています。
子どもと暮らすママならではの目線でお家についてお話していきたいと思っています。