お悩み解決
2017/04/18
家ができるアトピー性皮膚炎への対策⑤ 塩素 ~磐田・袋井・浜松・掛川の新築注文住宅~
家の性能から考えるアトピー性皮膚炎への対策、シリーズの最後は塩素対策です。
飲み水の塩素については意識も高まり、ウォーターサーバーが普及する傾向にありますが、塩素が影響するのは飲み水だけではないのです。経皮毒といって、皮膚からの吸収についても気を付けなければなりません。
入浴の際にお風呂の水に含まれる塩素、これも肌荒れの原因です。アトピー性皮膚炎で過敏になっている肌には影響もより大きなものとなります。顔を洗ったり、洗い物をしたり、お風呂以外にも皮膚に塩素が触れる機会は、一日に何度もあります。
また、塩素は揮発しやすい性質があるので、直接触れなくてもお風呂の水から揮発した塩素を吸い込むことで肺からも吸収してしまいます。
そういった塩素の影響を取り除くために、平松建築で取り入れているのが「セントラル浄水器」です。水道が家に引き込まれる元に浄水器を取り付けることで、家中の水道水から塩素を取り除きます。肌だけでなく、髪の毛までダメージが減るのを実感できています。
シリーズでみてきた、空気中の化学物質も、電磁波も、カビも、塩素も、あるのが当たり前の環境にずっと居ると、その影響に気が付かなくなってしまいます。一つ一つ取り除いてみて、実際にどれくらいアトピー性皮膚炎に影響しているのか確かめてみると、気付かずにいることの怖さが実感できると思います。