家づくり学
2017/11/14
平松建築の家づくり学(13)「地震に強い家」にするために
シリーズでお伝えしている平松建築の家づくり学。今回は、万が一の震災に備え、地震に強い家を作るためのポイントを考えてみましょう。いざというときに大切な命を守れる家とは、いったいどんな家なのでしょうか?皆さんは防災対策、万全ですか?
■「構造計算」は大切です!■「構造計算」は大切です!
地震に強い家にするための工法はたくさんあります。どんな工法にするにせよ、大切なのが“構造計算がきっちりとされているか”ということ。「地震に強い工法です」と言われても、本当にそうか、わかりにくいもの。結局、安心かどうかを確実に把握するには、家の構造計算の結果から測るしかありません。
構造計算をする場合、申請にかかる期間は2ヶ月ほど。しない場合と比べて工期が延びるという難点はあるものの、これから永く暮らす家と考えれば、それほど長い期間ではありませんよね。構造計算をきっちりしてもらえる施工会社を選びましょう。
■「施工管理」がきちんとされているかもチェック!
構造計算のほかに気になるのは、家をしっかり建てられる現場の管理体制ができているかどうかでしょう。例えば熊本の震災では、打ってあるはずのビスがなかったために家が倒壊した、というケースも報告されています。ルールはあっても、現場でそのルールを実行しなければ、意味がありません。
平松建築では、施工管理は第三者機関に委託。全国数百社の工務店から日々寄せられる現場での失敗事例を踏まえて常にアップデートされている、標準施工手引書をもとに、各工程をチェックしています。ひとつでも問題があれば、そこでストップします。問題を解決しなければ次の作業に進めないという仕組みをつくっています。
私たちはしっかりとした施工管理のもと、地震に強い家づくりに取り組んでいます。同じコストをかけて家を建てるなら、安心の家づくりができる私たちと一緒に始めてみませんか?
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