ペットと住む家づくり
2017/01/18
ペットのニオイが気にならない工法
昔よりペットとの距離が近くなっていますよね。家族の一員として一緒に暮らしているワンちゃん、ネコちゃんたち。室内飼いの子たちも増えてきていることから、人とペットがお互いに気持ちよく暮らせる家づくりを考えたいと思います。
室内で犬を飼う際に気を付けてあげたいのが床です。ツルツルと滑るフローリングは足腰に負担がかかって腰痛になってしまうワンちゃんもいます。おすすめは無垢材の床です。杉や松などは、柔らかくクッション性が高く、グリップもしやすい素材です。私たち人にとっても、本物の木で出来ている床に触れていることは心地よく、化学物質の心配も減らせますね。
犬用のスペースとして広めの土間を作り、鍵がかけられる格子扉を付けたお家もありました。完全な室内飼いとは少し違いますが、犬と人のスペースを分けることで、すぐ近くに気配は感じつつもお互いにストレスなく暮らせる一つの方法ではないでしょうか。
ネコを飼っているお家では、トイレを広く取り、ネコ用トイレも置けるようにご要望をいただきました。ペットドアを取り付けて、ネコちゃんが自分で自由にトイレに出入りできる仕組みです。
またネコ専用の動線を考え、キャットウォークを設けて、頭上や壁を行き来できるようにしました。ネコちゃんが歩く姿やお昼寝する姿があちこちで見られて、それだけでも癒されてしまいますね。
ペットと暮らすと気になるのが臭いですが、WB工法では壁が呼吸することで、湿気と共に臭いも壁から抜けていきます。ペットたちは身体が小さい分、化学物質の影響も受けやすいのですが、WB工法ならシックハウス症候群が心配な化学物質も排出してしまうので、安心の空気環境を作ってあげられますね。