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2018/01/28
耐震を考えるなら、余震に強い家を作りましょう!
みなさんこんにちは!
静岡県内で「新築住宅を考えているからこそ、耐震に対しては妥協したくない。」というお客様。確かに、ご自身とご家族の命を守るためにも家の耐震は譲れないポイントですよね。しかしみなさんは、「大地震」にのみ注目するあまり、その「余震」の怖さをしっかりと認識できていないのではないでしょうか。そこで今回は、家の倒壊に対する「余震」の怖さと、それへの対策についてお話しさせていただきたいと思います。
これを読めば、余震に強い家を作るためにはどのようにすれば良いのかがわかると思いますので、ぜひ一度目を通してみてください!
余震の怖さ
2011年の大震災の際には、多くの建物が一度目の震度7の地震、及びその地震が引き起こした津波によって倒壊しました。
しかし、それに引けを取らない数の建物が、その後の余震によって倒壊したことをみなさんはご存知でしょうか?
3月11日以降、宮城・福島県内で観測されたM5以上の余震は1ヶ月でおよそ400回以上と言われています。
こうした度重なる余震が、家の土台を揺るがし、多くの人の住まいを奪い去ったのです。
この原因として考えられるのは、数回の地震によって建物が徐々に変形してしまうことで、もともと持っていた耐震性能がなくなり、家の基礎が弱くなってしまったことでしょう。
やはり、一回の大地震に耐えられても、数十回にわたる大きな地震に耐えるためには相当の基礎の強さが必要ということですね。
余震に強い家とは?
では、この余震に対応できるような丈夫な家を作るために必要なことは一体なんでしょうか。
やはり考えられるのは、「構造躯体を強くする」ということです。
つまり、建物の構造を支える基礎・柱・壁などの強化をすることで、家が数十回にわたる大きな地震にも耐えられる丈夫なものになるということです。
コーチパネルの強さ
そのために必要なものの一つとして、今回は「コーチパネル」というものをあげさせていただきます。これは地震に強い壁構造のことを指すものなのですが、その大きな魅力は「耐力」です。
というのも、このコーチパネルは震度6強〜7の地震で発生する力がかかった際でも、その他の壁に比べて1/5程度しか傾くことがありません。
これは、そのぶんだけ変形が少ないということを意味し、ひいては度重なる余震にも強いということを意味します。
大地震が起こった時に脅威となりうる余震にも強いこのコーチパネルは、高い耐震性能を持つということがお分りいただけたのではないでしょうか。
まとめ
以上が、地震における余震の怖さ、そしてそれへの対策のお話になります。
皆様も、その怖さと対策がお分りいただけたでしょうか。もし静岡県で家を建てる際には、ぜひこうしたコーチパネル工法によって建てられた家を選び、ご家族の安心を守ってくださいね!