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2018/02/28

耐震構造における構造計算って? 構造計算をして安全な家を建てましょう!!

人生何があるかわかりません。
家が地震や火災によって、倒壊してしまうこともあるでしょう。
しかし、そんなことはできる限り避けたいですよね。

少しでも災害に耐えられる家を建てたい方がほとんどだと思います。
そこで活躍するのが構造計算です。

構造計算を用いて、災害時にも落ち着いて行動できる家を建てませんか。
今回は家の安全性を図る構造計算についてお伝えします。

・家にかかる負荷を調べる

構造計算とは、家がどこまで耐えられるかを調べるための計算です。
建築物には鉄骨や壁などの自重があります。
それが耐久力を上げてくれますが、同時に負荷もかけているのです。

また、このほかにも家には負荷がかかります。
机などの家具や積雪、風力、地震などにも耐えなければなりません。
それらをすべて考慮して無事に生活できるかどうかを確かめるのが構造計算です。

地震一つとっても、震度は勿論、横揺れと縦揺れで結果が変わります。
あらゆる場面を想定して計算しなければならないのです。
「負荷が家にどうやって伝わり、家はそれをどう耐えているのか」
これを知るために構造計算が用いられるのです。

・全ての家で構造計算がされているわけではない。

構造計算には複雑な計算が必要です。
建築許可を申請するために構造計算を行えば、資料だけでも100ページを超えてしまうでしょう。
計算ソフトも高価なため、構造計算ができる建築家は一握りしかいないと言われています。
彼らが全ての家に構造計算するのは実現不可能でしょう。

木造二階建て以下の家では、必要な方以外は構造計算が行われません。
無事に暮らせるために法律で定められている基準をこなせれば、良いとみなされるのです。
一般的な家では軸組計算が用いられます。

勿論、構造計算が必要をしてほしい方ももいらっしゃいますよね。
2階にグランドピアノを置くなど、トンを超える物を配置する方はしてもらう必要があるでしょう。
その場合、建築構造士と呼ばれる人に20万円ほどの料金を払う必要があります。

安全な家はそう簡単に購入できません。
家族が安心して住める家にするためにも、構造計算が必要な方は依頼してみてはいかがでしょうか。

今回は、家の安全性を図るために欠かせない構造計算についてご説明しました。
何をもって「安全」」とするのかは人によって異なります。
構造計算を利用すれば、何が不足しているかどうかの指標にできるでしょう
安全な家で生活するためにも構造計算をしてみませんか。

 

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