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2018/01/01
静岡県の建築会社が解説!耐震に重要な構造物の許容応力度計算って?
家を建てようかと考えたとき、家族だけで調べていると、知らない単語や分からない知識が増えて、困ってしまうこと、ありますよね。
住居を建てる場合にはいくつもの法律が関係し、それにともなった重要な用語が多く出てきます。
これらの用語を良くしることで、自信と安心をもってマイホームを建てることができるようになりますよ。
今回はその中でも大切な、『許容応力度計算』について、ご紹介します。
■許容応力度計算の特徴
許容応力度計算を簡単に言い表すと、『耐震基準』のひとつです。
一般的な二階建ての建物は、法律では『壁量計算』を満たしていれば問題ありません。
しかし、この場合は建物の耐震性能を計算する根拠が乏しくなります。
自分の身の安全のためにも、住宅ローンの借入や地震保険の優遇などのためにも、耐震性能が高い家を建てたいと思いますよね。
『許容応力度計算』は、この耐震性能を計算根拠を持って確保するために行われるもので、この計算で基準を満たしていれば、頑丈で耐震性のある「根拠のある家」だと言えます。
一方で、耐震等級が2であっても、熊本の地震でも倒壊してしまう事例がありました。
地域に根差した建築会社とともに、その土地にあった耐震スタイルはどのようなものなのか、考える必要がありますね。
■許容応力度計算、なぜ大事なの?
先述したように、二階建ての住居にはこの計算を行うことは義務付けられていません。
しかし、許容応力度計算を行うことで、さらに安全で地震に強い家に住むことが出来ます。
一般的に許容応力度計算を満たした住居を建てるには費用がかかるため、見た目の費用を押さえて家を建てたい建設会社の中には話すのを避ける場合もあります。
ですが、特に静岡のような地震の多い地域では、これらのことにも真摯に対応してくれる建設会社を選ぶと良いでしょう。
耐震等級について質問することで、建設会社が考えている家の建て方について、理解が進むはずです。
建設会社の目的は、ただ家を建てることではなく、施主様が安心して長く住める環境を整えることですよね。
許容応力度計算をしっかりと行ったり、説明したりする建設会社は、それだけ家づくりに真剣であると言えるでしょう。
いかがでしたか?
平松建築株式会社では、お客様、ご家族様との綿密な相談、静岡の地域密着型の建築会社として、日々全力で取り組んでいます。
ぜひこの機会に、マイホームや今後のライフスタイルについて、検討してみてはいかがでしょうか。