スタッフ 梅津
2023/01/10
電気代が去年の1.4倍!?急激にあがりはじめた電気代について
こんにちは!平松建築株式会社の梅津です。
私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!
前回初めて電気代のブログを書きました。
12月の電気代を見たときに
「まあリーフの充電もしているし、こんなもんか~」
くらいにしか思ってなかったんですが
いろいろ調べていくと
実は一昨年の12月より「電気代の単価」が
爆上がりしていたことがわかりました。
なので今日は電気代の高騰について話をしようと思います。
電気代の計算方法についておさらい
まず電気代の計算ですが、
今回は中部電力の「スマートライフプラン」という
オール電化用の電力プランを例にして説明してみます。
スマートライフプランでは、22時から翌日8時の間に電気を使うと、
1kWあたり16.30円かかります
ではこの時間帯に電気を10kW使ったとして、
実際にかかる電気料金は果たしていくらなのか。
普通に計算すれば、
16.30 × 10 = 163円
なのですが、
実はそこから更に金額が加算されます。
それが
「燃料調整費」と
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」(以下、再エネ割賦金)
です。
これらの金額は、何時に使っても使った分だけ同じ単価で乗算して、
最終的に電気料金に加算されます。
例えば、燃料調整費と再エネ割賦金が
それぞれ1kWあたり1円かかるとしたら、
1kWあたり16.30円だったはずの深夜の電気料金が、
実質1kWあたり18.30円かかることになります。
なので10kW使ったら、実際の電気料金は
18.30 × 10 = 183円
という計算になります。
以上のことを踏まえて、
2021年12月と2022年12月の電気料金を比較してみます。
一昨年(2021年)12月の電気料金
深夜電気料金:1kWあたり16.30円
※リンク先は中部電力の当時の電気料金の発表の記事に飛びます。
実質の1kWあたりの深夜電気料金は
16.30 + 2.38 + 3.36 = 22.04円
この電気料金で、500kWを月で使った場合の電気料金は
22.04 × 500 = 11,020円
※実際にはここに基本料金が上乗せされます。
昨年(2022年)12月の電気料金
深夜電気料金:1kWあたり16.30円
燃料調整費:1kWあたり11.04円 ※去年の約5倍
※リンク先は中部電力の当時の電気料金の発表の記事に飛びます。
実質の1kWあたりの深夜電気料金は
16.30 + 11.04 + 3.45 = 30.79円
この電気料金で、500kWを月で使った場合の電気料金は
30.79 × 500 = 15,395円
※実際にはここに基本料金が上乗せされます。
1年間で上がった電気料金
同じ500kWでの使用量として比較すると
15395 ÷ 11020 ≒ 1.4倍
電気代が急激に上がった原因
上記見てもらえれば分かる通り、
燃料調整費が1年前に比べて約5倍になっているのが原因です。
5倍になった原因は2022年11月に行われた燃料調整費の上限撤廃です。
上限が5円くらいだったのが上限が撤廃され、
12月から11円くらいになったので6円も上がってます。
もともとの電気料金が16円くらいだったのが、
今や実質30円ですよ。約2倍です。
どこの家庭も12月の電気料金には
さぞかし戦々恐々としていることでしょう・・・。
電気代は今後も上がっていく
急激に上がったので、政府も一時対応として補助金を出すとのことですが、
それも半年間だけのようなので、
1年後には今と同じくらい、
恐らくもっとあがっていると思います。
月々の電気代は家づくりと切っても切り離せない存在です。
何も知らずに家の価格だけを見て建てて、
電気代が高くなってしまっては元も子もありません。
電気代の高騰を見据えて、
そもそも電気の使用量を抑えられるようにする家づくりの仕方や、
そして住んだ後に我慢せずに電気代を節約する方法などを
これからも発信していこうと思います。
梅津でした。
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