職人社長の家づくり工務店
2023/11/17
【夢のマイホームを実現】家を建てる流れ7ステップ!100年住める高性能な住宅とは
こんにちは!平松建築株式会社です。
私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!
「はじめての家づくりで失敗したくない…」
「家を建てるにはどのくらいの費用がかかる?」
「そもそも何から始めたらいいかわからない…」
そんなお悩みにお答えしていきます。一生に一度の家づくりなので、自分の希望が反映された長く住める家を建てたいと思うのは当然ですよね。
でも実は、一般的な日本の住宅の建て替えサイクルは約30年と言われているのも事実です。つまり、夢のマイホームのためコツコツと30年ローンを完済したころには、なんと建て替えの時期が来てしまうのです。
だからこそ、老後だけでなく将来世代も住んでいけるように、70年〜100年と長持ちする高性能な住宅を建てることが重要なのです。
そこで本記事では、建築歴23年で工務店の社長である平松が、以下の内容を解説します。
- 家を建てるには住宅会社が最重要!理由を解説
- 住宅会社の正しい選び方
- 住宅を購入する際の具体的な流れ7ステップ
- 契約後・家を建てた後にやるべきこと
まったく知識のない方でも、すぐに家づくりをスタートさせられるように、具体的な手順7ステップを紹介。
ぜひこの記事を参考に、理想の家づくりを始めてみてくださいね!
ちなみに、建て替えサイクルの問題を解決するために、平松建築がおすすめしているのが「WB工法」で家を建てることです。特殊な通気口から室内の熱や湿気を外に出す特徴があり、空気の汚染やカビの発生を防ぐだけでなく、骨組みが傷みにくくなるので、標準的の家の倍以上長持ちします。
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家を建てる前の基礎知識!概要をサクッと解説
家を建てる前に押さえておきたい基礎知識は、以下の3つです。
- 家の種類と費用
- 住宅会社の種類と費用
- 住宅会社選びが最重要なたった1つの理由
それぞれ順番にみていきましょう。
1.家の種類と費用
住宅の種類 | 特徴 | 建物にかかる費用の目安 |
建売住宅 | ・土地と建物のセット販売 ・即入居できる ・土地と間取りを選べない |
1,500〜2,000万円 |
規格住宅 | ・一定のプランから好みのデザインや設備を選べる ・細かい間取りを選べない |
2,000〜2,500万円 |
注文住宅 | ・自由に設計できる ・コストが高い |
2,500万円〜 |
家づくりを検討する時間がない・特別なこだわりがない場合は、建売住宅が有力な選択肢になるでしょう。いわゆる「建て売り」のことで、すでに建築済み、もしくは建築中の物件を購入する形になります。
しかしこの場合、決められた土地と間取りになってしまうのがデメリット。そのため、自分好みに仕上げたいと考えている方は「注文住宅」として、予算を割いてでもオーダーメイドの家づくりを検討するケースが増えています。
なお、その中間にある「規格住宅」は予算を抑えつつ、自分の好きなところに家を建てられるセミオーダータイプの家づくりです。それぞれのいいとこ取りとも言えますが、当然ながら注文住宅よりも自由度は劣ります。
住宅会社によって選べる設備の幅が決められているので、後になって「想像と違う…」とならないようにプランをしっかり確認する必要があるでしょう。
2.住宅会社の種類と費用
住宅会社の種類 | 特徴 | 建物にかかる費用の相場 |
大手ハウスメーカー | 品質が安定している | 3,000〜4,000万円 |
中堅ビルダー | コスパがよい | 1,500〜4,000万円 |
工務店 | 細かい注文に対応できる | 1,500〜4,000万円 |
設計事務所 | デザイン性が高い | 3,000万円以上 |
基本的には、スケールメリット(材料を大量発注して仕入れ値を抑える)を活かせるため、規模が大きいほどコストパフォーマンスが良くなります。品質は安定していますが、大手住宅会社になるほど、広告を打ち出してブランド価値を創出しているので、価格も高くなりやすい傾向です。
一方で、規模の小さな工務店や設計事務所には、顧客の細かい要望を取り入れてもらいやすい利点があります。ただし、会社によって技術の差が大きい側面もあるため、価格や品質にはばらつきが生じる点を考慮する必要があるでしょう。
3.住宅会社選びが最重要なたった1つの理由
家を建てる際には、これらの特徴を踏まえた「住宅会社選び」がもっとも重要。その会社のこだわりや技術が家づくりにダイレクトに反映されるからです。
よく「営業マンの人柄が良くて信頼できそうだから」という基準で、住宅会社を選ぶケースをよく聞きます。しかし、それは住宅の性能やクオリティには関係しないのも事実です。
そのため、営業マンの印象よりも、実際に話を聞きに行ったり、モデルハウスを体験したりしてから決めた方が、理想の家に近づけるでしょう。
家を建てるときの住宅会社の選び方
住宅会社を選ぶときは、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- ホームページやSNSで調べる
- 暑い・寒い時期に行ってみる
- 実際に目で見て確かめる
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. ホームページやSNSで調べる
まずはホームページやSNSなどで住宅会社の情報を集め、比較・検討することが重要です。
特に重要なのが、家の性能(耐震性・耐久性・断熱性)です。
優れた住宅会社は、家づくりを長期的に考えています。家を建てた直後だけでなく、数十年単位でのプランを設計してくれる会社は信頼できるでしょう。
2. 暑い・寒い時期に行ってみる
できれば暑さや寒さが厳しい時期に、モデルハウスを見学するとよいでしょう。真夏や真冬の方が、家の断熱性の違いをより感じやすいからです。
特に、モデルハウスを見学する際は、以下の3つのポイントを確認しましょう。
- 冷暖房の効き具合
- 光熱費の実データ
- 実際に住んでいる人の口コミ
たとえば、真冬にエアコン1台しか稼働していないのに室内が暖かいなら、断熱性の高い家と判断できます。また、実際に住んでいる人から電気料金について聞いてみるのも参考になるでしょう。
3. 実際に目で見て確かめる
モデルハウスの見学が終わったら、工事現場も見ておきましょう。注文住宅を建てる際は、完成していない状態で数千万円の契約をするため、施工業者が信頼できるかどうかの判断が重要です。
工事現場で確認すべき項目は以下の3つです。
- 工事現場で働くスタッフの人柄
- 工事に必要な書類の内容(構造計算書、資金計画書、実データ)
- 近隣住人の評判 など
可能であれば、現場監督に構造計算書を見せてもらうと良いでしょう。
構造計算書は、建築に必要な部材の耐久性を計算したもので、作成されていない住宅は耐震基準を満たしていない可能性があります。中身まで丁寧に見る必要はないので、あるかどうかだけでも確認しておくと良いでしょう。
家を建てるときの具体的な7つの手順
こちらでは、家を建てるときの具体的な手順を紹介します。
- ライフプランを作る
- ヒアリングを受ける
- 土地を探す
- 間取りを決める
- 契約する
- 建築中に打ち合わせをする
- 新居へ引っ越しをする
この内容は平松建築で家を建てるときに、実際に行っている工程です。ぜひ参考にしてみてください!
なお、こちらで解説する手順は、関連動画「家づくりのプロが家を建てる手順を1からわかりやすく教えます!これだけ見れば安心して家が建てられる!【注文住宅】」でも詳しく紹介しています。音声で学びたい方はこちらも参考にしてみてください!
1.ライフプランを作る
家づくりの前に、ローンの支払いを考慮して、無理のない計画になるかどうかを精査していきます。
しかし、以下のような項目を盛り込まずに計算してしまう方が多いのも事実です。
- 老後の生活資金
- 子どもの学費
- 家の修繕費 など
せっかく大満足の家を建てても、ローンの返済が苦しくて我慢ばかりでは本末転倒。
家は「家族の幸せ」のために建てるものなので、人生に必要なお金を逆算し、無理のない資金計画になっているかを必ず検討しましょう。
平松建築では、出産や進学などのライフイベントで発生する収支をFPの監修でシミュレーションし、老後まで安心して生活できるプランを作成していきます。
2.ヒアリングを受ける
住宅会社とのヒアリングでは、家づくりの目的と要望をすべて伝えることが大切です。細かい間取りよりも「どういう生活をしたいか」という根っこの想いを一番大切にしましょう。
このベースとなる情報があれば、プロの担当者がこれまでの経験を元に、必要な性能・デザイン・居住空間のバランスについて最適な提案をしてくれるでしょう。
「なぜその間取りが希望なのか」「どういう家庭を築きたいのか」など、夫婦で話し合っておきましょう。
3.土地を探す
土地探しは、ヒアリングを受けた後に行うべきです。なぜなら「理想の家はどこなら実現できるか」という観点で、土地探しができるようになるからです。
後になって「実は求めている家は建てられません」となったら二度手間なので、住宅会社と協力して決めていくようにしましょう。
さらに、住宅会社に土地の相談をすることで、資金計画にも良い影響があります。「この予算だったら、土地にかけられる金額はこのくらい」と計算できるようになるので、資金がショートしにくくなります。
「土地は自分で探すもの」と思い込まず、住宅会社と相談しながら進めていきましょう。
4.間取りを決める
理想的な間取りは、実はある程度シミュレーションで決めることができます。
たとえば、日光の取り入れ具合。周りの建物の高さを考慮して、どこで日を入りを確保するかがとても大切になってきます。
そこで大切な考え方の一つが「パッシブデザイン」です。冬の寒い時期には日光で家全体を暖かく保ち、暖房をなるべく使わないで電気代を節約する構造設計を検討しましょう。
平松建築では、パッシブデザインを取り入れた間取りの設計を多数手がけています。
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5.契約する
住宅を契約する際は、内容をしっかりと確認しておきましょう。
実際にあった例として、仕様書にキッチンが含まれていないことに気付かずに契約してしまったケースもあります。
このようなすれ違いをなくすためにも、契約時には「これ以上、追加費用はかかりませんか?」と確認しておくことが大切です。
- 必要な設備が盛り込まれているか
- 仕様や構造はどうなっているのか
- 支払い条件・金額・約款はどうなのか
これらを、何度も質問して確認しましょう。
6.建築中に打ち合わせをする
工事の着工から完成までの期間は、およそ3ヶ月〜6ヶ月です。ここまでくれば後は完成を待つだけ…と思うかも知れませんが、実はこの建築中にもやることがあります。
それは、定期的に足を運び、工事の進捗を確認することです。現場にいくことで、コンセントの配置や生活動線などの細かいイメージがしやすくなるでしょう。
さらに、細かい仕様の違いに気づきやすくなるので、イメージが違う場合は早めに伝えて軌道修正を図りましょう。
7.新居へ引っ越しをする
新居への引っ越しをスムーズに進めるために、以下の準備をしておく必要があります。
- 火災保険の加入:1ヶ月前までに手続きを済ませる
- 引っ越し業者の選定:早めに手配する
新居が完成したら、住宅会社のスタッフと一緒に、内装や水回りなどの傷や不具合がないかを確認していきます。
住宅ローンの決済をして、入金が確認できたら引き渡し。そのときに鍵や引き渡し証を受け取る流れになります。
契約後・家を建てた後にやるべきこと
家づくりは完成がゴールではありません。これからが、マイホーム生活のスタートと考えましょう。
ここでは、契約後や家を建てた後にやるべきことを3つ紹介します。
- すぐに住める状態にしておく
- エネルギーを効率的に使う
- 定期的にメンテナンスを行う
せっかく良い家を建ててもやるべきことを知らないと機能がムダになってしまうこともあります。ぜひ参考にしてみてください。
1.すぐに住める状態にしておく
家が完成する前に、居住環境を整えておきましょう。
事前の準備として、外灯やカーテンの設置・インターネット回線の申し込みなどが含まれます。インターネット回線を契約する方は、早めに申し込みを済ませると良いでしょう。
引っ越しが集中する3月〜4月は、申し込みから回線工事の完了まで、2ヶ月以上かかることもあります。
近隣住人へのあいさつも忘れずに行いましょう。家を建てる際のあいさつは、着工前と引っ越しした後の2回行うのが一般的です。
2.エネルギーを効率的に使う
エネルギーを効率よく使うためには、住まい方の工夫が必要です。
たとえば真夏なら、カーテンやブラインドを用いて日光を遮蔽することで、室内の温度上昇を防げます。そのため、エアコンだけに頼らなくても快適に過ごせるでしょう。
ただし、自然エネルギーを有効活用するには、家を建てる前に設計しないといけません。家を建ててからでは、屋根の角度や窓の位置などの変更は難しいからです。
このように、自然エネルギーを有効活用して、快適な家で省エネを実現させる家づくりのことを「パッシブデザイン」といいます。
パッシブデザインについて、もっと詳しく知りたい方は「【超重要】光熱費●●万円の節約!職人社長イチ押しの”パッシブデザイン”とは!?【注文住宅】」をぜひ参考にしてみてください。
▼動画でサクッと確認▼
3.定期的にメンテナンスをする
家を建てた後は、定期的にメンテナンスをすることが大切です。築年数が経過すると外壁の塗装が劣化したり、隙間を防ぐコーキングが切れて漏水したりすることもあるためです。
家づくりでは「次に住み継ぐ」という観点が重要です。そこで「住む・売る・貸す」の3つの視点を持っておくことで、家を資産としても活用できるようになるでしょう。
家づくりは人生づくり!家族との豊かな生活を送るために、理想の家づくりをぜひ検討してみてください。
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