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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2024/06/19

予算をケチると家の維持費が高くなる!?ポイントと改善策を解説

予算をケチると家の維持費が高くなる!?ポイントと改善策を解説 アイチャッチ

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

 

家の維持費が膨大になってしまう原因のひとつが、予算をかけていないことです。家づくりには、必要なところに予算を当て、長く快適に過ごせることが大切です。今回は、予算をかけるべきポイントについて解説しています。

 

【この記事で分かること】

・予算をケチると引き起こされるリスク
・家のパーツごと(例:床、壁など)におすすめの素材
・予算オーバーでも一度検討してほしい対策

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

家づくりは、言い換えると自分の人生をつくることです。そのため、予算を多少オーバーしてもこだわった方がよいポイントがあります。必要なところに予算を当てないと、かえって維持費として膨大な費用がかかる場合があります。

今回ご紹介するのは、予算オーバーしてでもこだわりたいポイントについてです。これから家を建てようと検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

予算オーバーしてでもこだわりたいポイント10選

予算オーバーしてでもこだわりたいポイントは、合計10点あります。どんなものでも、一長一短あります。そのため、ものの特性と自分のニーズを照らし合わせ、長期的・多角的な視点で住まいをイメージしていきましょう。

 

 

床の素材

床は、どの部屋にも敷き詰められているものです。そのため、床の素材次第で、部屋の快適さが大きく変わります。かなりこだわりを持って素材を選定しましょう。床の素材を選定するために、押さえるべきポイントは2つあります。

 

1つ目のポイントは、耐久性です。基本的には、無垢フローリングをおすすめします。無垢フローリングとは、木材をそのまま使用した床材のことであり、木そのものを一番活用できる素材です。

耐久年数に関しては、複合フローリングが一般的に10〜15年であるのに対し、無垢フローリングの場合は一般的に30年以上といわれています。

耐久性が損なわれた素材を用いてしまうと、いずれメンテナンスや更新に多額な費用が発生する可能性が出てきます。そのため、長期的に考えると、無垢フローリングが断然おすすめです。

 

2つ目のポイントは、見た目です。床が部屋の見た目に与える影響は大きく、色味や質感次第でお部屋の雰囲気がガラリと変わります。

たとえば、同じ無垢フローリングのなかでもケヤキは表面に艶があり、汚れにくいというメリットがあります。アカシアはマットな仕上がりとなり、汚れやすいですが、木の質感はアカシアの方がよいです。

また、無垢フローリングは吸放湿の面でも優れています。表面に膜を張るような塗装をしてしまうと防水性は上がりますが吸放湿を大きく妨げてしまうため、基本的には自然塗料を使い、さらさらしたマットな仕上げをおすすめします。部屋によって適切なものは異なるため、適材適所で選んでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

※オススメ例

 

断熱材

熱が逃げやすいかどうかは、断熱材の性能・厚み・施工精度によって変わってきます。具体的には、断熱材はなるべく厚くすること・断熱材を施工する際にすき間をなくして性能を高くすること・温度の伝わりやすい熱橋部分を適度になくすことがポイントです。また、漏水のリスクも想定し、断熱材を選ぶことも大切です。

断熱性が低い場合、光熱費が増える可能性が出てきます。そうなると、費用を抑えて建てた家でもトータルの費用が変わらない、またはむしろ費用が上がってしまうことにもつながりかねません。

そのため、初期費用として断熱材の施工にはなるべく費用をかけ、快適でエネルギー負荷の少ない家を建てる方がおすすめです。

断熱性は、昨今かなり重要視されてきています。それと同時に、YouTubeのコメント欄でも、断熱性にもっと費用をかけておけばよかったと後悔されている方のコメントもよく見かけます。予算が許す範囲で、なるべく妥協せずに断熱性は担保しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

窓には、日光や景色を取り入れるといった役割のほかに、断熱性能に関する役割も持っています。そのため、いくら断熱材を取り入れたとしても、窓の性能が悪いと熱が大量に逃げ、夏には熱い空気が入ってきてしまいます。窓も断熱性を高めようと思うと、一番初めに予算をかけるべきところです。

窓を選ぶ際は、UA値(外皮平均熱貫流率)が1前後くらいのものを目安に選びましょう。断熱性能を表すUA値は「各部位の熱損失量の合計÷延べ外皮面積」で求められ、数値が低ければ低いほど熱が逃げにくいことを意味します。

かつてほとんどの家が採用していたアルミサッシ・シングルガラスの窓のUA値は4.65ほどですから、UA値1になるよう構成した樹脂などの窓は、その1/4程度しか熱が逃げないという計算になります。

 

 

太陽光発電

太陽光発電は環境への配慮のほかに、経済的なメリットが大きいため、基本的につけることをおすすめします。理由として関係しているのは、再エネ賦課金です。

再エネ賦課金とは、太陽光発電を買い取るための金額であり、太陽光発電の有無に関わらず毎月の電気代で徴収されます。そのため、簡単にいうと、太陽光発電を設置していた方がお得になるということです。

太陽光発電を設置するには、地域ごとの発電量を調べましょう。日本各地には、太陽光発電に向いている地域・そうでない地域が存在し、たとえば静岡県は日照量が非常に多いため太陽光発電に適した場所であるといえます。土地探しを行う際は、太陽光発電に関しても考慮したうえで選定しましょう。

また、耐久性も非常に大切です。太陽光発電の保証期間は最低10年間であり、プラスアルファで多くの企業が保証期間の延長やほかの保証も打ち出しています。

太陽光発電を導入する際は、マキシオンソーラーパネルがおすすめです。マキシオンソーラーパネルは、住宅用として初めて400Wの消費電力を達成し、推定40年の耐用年数を誇ります。

そして、投資回収にかかる年月が短く、マキシオンソーラーパネル自体の耐用年数が高いです。そのため、投資回収後は、継続的に収入を得られます。太陽光発電を取り入れる際は、ぜひマキシオンソーラーパネルを検討してみてください。

※オススメ例

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蓄電池

蓄電池は太陽光発電と組み合わせることでさらに光熱費削減が可能で、さらに災害対策としても役に立つというメリットが非常に大きいです。そのため、災害対策を入念に行いたい場合は、蓄電池を設置しておくことをおすすめします。

蓄電池を選定する際は、とくに耐久年数を意識してください。耐久年数を考えるときには、サイクルという単位を用います。電池の残量が0%の状態から100%になるまで充電し、再度0%になるまでが1サイクルです。

蓄電池の投資回収は太陽光発電よりも長い年月を要するため、長く付けられる蓄電池を購入できる場合は、ぜひ検討してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

換気システム

家のなかの換気は換気システムが役割を担うことになりますが、適切な換気システムを採用しないと、健康被害や最悪の場合は家の倒壊を招くことになります。そのため、まずは換気システムの種類を学びましょう。

換気システムには、第一種換気・第二種換気・第三種換気の3種類が存在します。それぞれの概要は以下のとおりです。

 

第一種換気
給気・排気ともに機械換気で行う。室内の圧力差が生まれないため、空気の入れ替えがしやすい。

第二種換気
給気を機械換気、排気を自然換気で行う。室内の圧力が高くなる方式で、クリーンルームなどで採用される方式。

第三種換気
給気を自然換気、排気を機械換気で行う。ほとんどの家で採用されている方式。

 

第三種換気は、ほかの2種と比べてダントツで費用が抑えられるのがメリットです。しかし、部屋によって換気ムラが生じるほか、設計や施工次第で空気の質が悪くなるなどというデメリットもあります。

第三種換気の場合は、熱交換換気システムやデマンド換気にこだわりましょう。熱交換換気システムとは、室温と給気の温度差を少なくするシステムのことです。

デマンド換気とは、部屋の空気の汚れ具合で換気量を自動でコントロールするものになります。この2つを取り入れることで、無駄に空気を捨てることのない優れた換気システムになります。

もしより換気システムを強化したい場合は、WB工法がおすすめです。WB工法とは、自然の力を利用し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる換気システムです。

初期費用はかかりますが、冷暖房の使用頻度が減り、光熱費を抑えられます。長期的に考えると費用対効果が期待できる工法であるため、ぜひ一度ご検討ください。

 

 

外壁

外壁の質は、耐震性を左右するものになります。そのため、重要視して選定しましょう。数ある外壁の種類のなかでも、おすすめは木や金属サイディングです。金属サイディングは、軽量なため建物に負担がかかりにくいです。また、耐震性や防水性、耐久性にも優れています。

反対におすすめしないのは、窯業系サイディングの横張りです。理由は、耐久性が低い点です。基本的に横に張ると長持ちせず、水が溜まりやすくなります。

塗料が剥がれると水が染み込み劣化するため、いずれはメンテナンスが必要になります。メンテナンスの費用としても数百万円かかるため、窯業系サイディングの横張りはおすすめしません。

 

 

 

 

 

 

※オススメ例(金属サイティング)

 

 

 

 

 

 

※オススメ例(焼杉)

 

 

室内の壁材

室内の壁材を適切に取り入れないと、壁材にカビが発生し、家の耐久性を損ねる場合があります。基本的におすすめなのは、紙クロス・布クロスです。

紙クロスは柔らかい印象を与え、消音効果や湿気を通すというメリットがあります。布クロスは、費用が安く、施工がしやすいです。ビニールクロスは湿気を通しにくいため、外周周りに張る場合はリスクがあります。

また、消臭機能に関しておすすめの壁材は、珪藻土です。珪藻土はカラーバリエーションも豊富なため、お好みの部屋に仕上げやすいという側面もあります。

 

 

コンセント

コンセントの位置は、利便性を左右する大きな要素となります。各部屋に置くであろう家電製品をイメージしながら、どんな設置がよいかを考えましょう。

たとえば、キッチンや洗面所であればある程度置く家電製品を想定できますが、子ども部屋や寝室など間取りが変わりそうな部屋はコンセントの位置が難しくなります。子ども部屋や寝室などの各個室は、各面にコンセントがあると便利です。各面に設置しておくことで、模様替えなど部屋の使い方がかわっても対応できるようになります。

コンセントの位置を考えるのは一見地味ですが、部屋の利便性を左右する要素となります。生活するイメージを持ちながら、配置を考えましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間接照明

部屋の見た目によりこだわりたい場合は、ぜひ間接照明も取り入れましょう。照明は、部屋の見た目を左右する要素となります。普通の照明に加えて間接照明を取り入れると、より部屋の雰囲気に意匠性が加わります。

間接照明を取り入れる場合は、直接照明と分けて配置を考えましょう。直接照明とは、明るさが単に必要な場合に取り入れるべきものです。キッチンや作業部屋など、手元を明るくしたい場合は、直接照明が必要です。

一方で、間接照明は部屋の雰囲気をおしゃれにし、リラックス効果を与えます。実際には、リビングや寝室へ取り入れるのがおすすめです。

とくに、寝室に間接照明を取り入れると、寝つきの効果にもよい影響を与えます。予算的に問題なければ、ぜひ取り入れてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

※オススメ例

 

 

こちらの記事では、職人社長の妻目線で選ぶ注文住宅の後悔ポイント10選を解説します。プロでもいざ住み始めてから「失敗した…」と感じたことをしっかり紹介していくので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

まとめ

今回は、予算をオーバーしてもこだわりたいポイントについて解説しました。家を建てる際は少しでも安く建てたいという思いから、どうしても予算を抑えがちです。

しかし、必要なところに予算を当てない場合、ランニングコストが原因でかえって費用が膨れ上がることがあるでしょう。平松建築では、一生快適に住める家がつくれるように、老後までを見据えたライフプランを家づくりとともに提案しています。

日々発生する光熱費やメンテナンス費用までを考慮し、長期的に見て最適な予算を算出します。モデルハウスやカタログもご用意しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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