職人社長の家づくり工務店
2024/06/19
「ガスコンロ」と「IH」で失敗しないのはどっち?料理器具選びを徹底解説
こんにちは!平松建築株式会社です。
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ガスコンロとIHのどっちがいいのか、悩んでしまう方も多いでしょう。この記事では、両者のメリット・デメリットに加えて、それぞれがどのような方に向いているのかを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【この記事で分かること】
・ガスコンロとIHのメリット・デメリット
・ガスコンロとIHのどちらが自分に向いているのか
・ラジエントヒーターという新しい選択肢について
【動画で確認したい方はこちら】
基本的にはIHの方がお得ですが、場合によってはガスコンロの方がお得な場合もあるので、慎重に検討することが必要です。また、IHにすれば火災が絶対に起こらないというわけではありません。それを踏まえたうえで、ガスコンロとIHどちらがいいのかを考えてみましょう。
そこで今回は、ガスコンロとIHのメリット・デメリットについて紹介します。これから家づくりをしようとしている方やガスコンロとIHどちらにすべきか悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
ガスコンロとIHのどっちがいいの?メリット・デメリット
ガスコンロとIHのどちらがいいのかを考えるためには、まずそれぞれのメリット・デメリットを理解しましょう。それらを踏まえたうえで、自分に合っているのはどちらなのかを考えてみてください。
ガスコンロのメリット
最初はガスコンロのメリットから説明します。ガスコンロはコストが比較的安く済むことと、料理がしやすいことが主なメリットです。それぞれ見ていきましょう。
コスト面
ガスコンロは、コスト面でメリットがあります。一般的なビルトインタイプのガスコンロの場合、価格はさまざまですが、平均的には10万円ぐらいで、そんなに高くはありません。
ただ、あくまで中間的な機能を持つガスコンロが10万円ぐらいというだけなので、より高機能なものを選べば価格は高くなりますし、シンプルなものを選べば価格は安くなります。
料理の味
ガスコンロは、料理がおいしく作れるのがメリットのひとつです。直火を使った調理では、炎が鍋全体にうまく熱を伝えるため、焦げ目をしっかりと付けたり、食材を効果的に炒めたりすることが可能です。
たとえば、チャーハンなどの炒め物では、鍋を振りながら調理する動作がスムーズに行えるため、IHよりおいしいものが作れるでしょう。さらに、直火の調理は目で見て熱の調節ができる利点もあります。
災害時の利用
災害時の対応として、プロパンガスを使用するガスコンロは大きなメリットを持っています。プロパンガスは個別のガスボンベを使用するため、地震などで都市ガスの供給が停止しても、家庭内のガスボンベが無事な限りは使い続けられます。
道路が壊れてパイプが止まって使えないような緊急時にも、復旧したらすぐにガスが使えるので、災害対策として有効です。ただし、プロパンガスは配送コストがかかるため、都市ガスより単価が高くなる点は把握しておきましょう。
ガスコンロのデメリット
続いて、ガスコンロのデメリットを説明します。ガスコンロの場合は、火災のリスクとランニングコストに注意が必要です。
火災のリスク
ガスコンロの利用におけるデメリットは、火災のリスクが存在することです。実際に火を使用するので、高齢者や小さな子どもがいる家庭ではとくに注意が必要です。
ただし、現代のガスコンロは安全装置が充実しており、昔より危ないわけではありません。火災発生の危険性は低くなっているとはいえ、完全にリスクがないわけではないため、使用時は常に安全に配慮することが大切です。
ランニングコスト
ガスコンロは、ランニングコストとして基本使用料がずっとかかり続けます。もしガスの基本料金が月額1,500円の場合、年間に換算すると18,000円、35年間で総額では約63万円になります。使った分だけお金がかかる仕組みなので、その点はきちんと把握しておきましょう。
IHのメリット
続いて、IHのメリットを説明します。IHの主なメリットは、オール電化にできることです。ガスコンロを使用する場合は、電気代とガス代が別々にかかりますが、オール電化ならキッチンだけでなく、給湯や暖房など家庭全体のエネルギーを電気に一本化できます。
ほかにも、ガスコンロより安全性が高く、掃除がしやすいといったメリットもあります。
安全性
IHは火を使わないため、ガスコンロに比べて火災のリスクが低いです。火元の安全が気になる高齢者や、小さなお子さんがいる家庭にとって大きなメリットになるでしょう。
しかし、IHを使えば火災が絶対に起こらないわけではありません。高温による自然発火のリスクはあるため、その点は注意が必要です。
掃除のしやすさ
IHはフラットな設計なので、さっと拭くだけで掃除できます。さらに、鍋を浮かせる五徳がないため、ガスコンロのように煮こぼれや油汚れが部品に挟まる心配がありません。また、油ハネも少ないことも特徴です。
夏場の快適性
IHは、夏場のキッチン環境を快適に保ちやすいメリットがあります。IHはガスコンロに比べて内部発熱が少なく、キッチンの温度が大きく上昇することが少ないためです。内部発熱が少ないというのは、IHが熱を効率的に調理器具に伝え、余分な熱が周囲に漏れにくい、ということです。
暑い夏場に熱い火を使って調理する必要がなくなる点は、IHならではメリットだといえるでしょう。暑くなりづらい分、エアコンの使用量を抑えられるので、夏場の電気代削減につながるメリットもあります。
IHのデメリット
IHにもデメリットがあって、具体的には、ガスコンロと比べて初期費用が高くなりやすいことと、使用できる鍋に限りがあることです。これら2つのデメリットは、あらかじめ把握しておきましょう。
初期費用
IHの初期費用は、ガスコンロより高くなる可能性が高いです。具体的には、IHの導入コストは、ガスコンロに比べて平均で5万円ぐらい高くなる傾向があります。しかし、性能を最低限のものにするなど、選ぶIHによっては価格を抑えることは可能です。
使用できる鍋の制限
IHの場合、使える鍋が限られてしまうことは理解しておきましょう。従来のガスコンロで使用していた土鍋や一部のステンレス製の器具などは、使えなくなる可能性があります。
その場合は、新しい調理器具を購入する必要があるため、追加でコストが発生することも視野に入れておきましょう。
ガスコンロとIHのどっちがおすすめ?
ガスコンロとIHクッキングヒーターのどちらがおすすめかは、生活スタイルによって異なります。一般的にはIHの方が安全で、掃除もしやすいので得ですが、料理の質や災害時の利便性を考えるとガスコンロの方がいい場合もあります。
どちらを選ぶかは、自分のニーズに応じて慎重に検討することが必要です。ここからは、それぞれが向いている場合について説明します。
ガスコンロがいい場合
まずはガスコンロがいい場合からです。ガスコンロは火加減を調整しやすいので、料理に拘りたい方にはとくにおすすめです。また、太陽光発電を設置していない場合や、太陽光発電が不向きなエリアにお住まいの場合はガスコンロがおすすめです。
料理にこだわりたい
料理にこだわりたい方、楽しみたい方には、ガスコンロがおすすめです。ガスコンロは、調理で使う炎を直接目で確認できるので、火加減の調整がIHよりしやすいです。焼き加減や煮詰め具合をうまくコントロールできるため、料理をよりおいしく作れるでしょう。
太陽光発電を設置しない
太陽光発電の設置が向いていない地域では、ガスコンロの導入を検討するとよいでしょう。晴れの日が少ない地域や冬季に雪が多い地域では、太陽光発電の効率が低下し、期待するほどのエネルギーが得られないことがあります。
このような状況では、オール電化よりガスを利用した方がトータルコストを抑えられる場合が多いです。ガスの基本料金や単価を全部計算して、ガスコンロとオール電化のどちらがお得になるのかを考えてみましょう。
IHがいい場合
続いて、IHがいい場合について説明します。ランニングコストを抑えるためにオール電化の予定がある場合や、掃除の手間や火災のリスクを減らしたい方には、IHがおすすめです。
オール電化の予定がある
オール電化を計画している場合、とくに太陽光発電を使う予定があるなら、IHがおすすめです。オール電化は、太陽光発電と組み合わせることで電気代の大幅な節約が期待できるので、経済的な利点が大きくなります。
掃除の負担を減らしたい
IHは掃除の負担を減らしたい方には、とくにおすすめです。ガスコンロに比べて、IHの表面はフラットで五徳がないため、油ハネが少なく、普段の掃除が楽になります。
ガスコンロの場合は定期的に五徳を掃除する必要があるので手間がかかりますが、IHは表面をさっと拭くだけで掃除が終わります。
火災のリスクを減らしたい
IHは火を使用しないため、ガスコンロに比べて火災のリスクが少なくなります。火災への不安がある場合は、安心材料となるでしょう。
ただし、IHなら絶対に火災が起きないわけではない点には注意が必要です。IHが起こした熱が高温の場合は、自然発火する可能性もあります。
ガスコンロとIHの費用を比較
ガスコンロとIH、それぞれにかかる費用を比較してみましょう。例として、初期費用と光熱費、そして交換費用から考えていきます。
ガスコンロ | IH | |
初期費用 | 約10万円 | 約15万円 |
光熱費 | 都市ガスなら安価 | 太陽光発電との併用でお得 |
交換費用 | 約2.5万円 | 約2万円 |
まず初期費用は、一般的にガスコンロの方が安いです。ガスコンロは10万円くらいで購入できるのに対して、IHは15万円ぐらいかかります。しかし、高性能な製品を比較した場合は、両者の価格差はそれほど大きくはありません。
次に光熱費ですが、ガスコンロで都市ガスを使用する場合、光熱費は安く抑えられることが多いです。一方で太陽光発電を設定している家では、IHを使用した方が、トータルコストが安く済む場合もあります。太陽光で発電した電力は売ることもできるためです。
交換費用は、ガスコンロの場合は2.5万円、IHの場合は2万円くらいです。耐用年数で考えるとIHが10~15年で、ガスコンロが10年程度なので、IHの方が少し長持ちしやすい傾向があります。
ガスコンロとIHの本体価格だけでなく、光熱費や交換費用など、将来的にかかる可能性があるコストを含めたトータルコストを考えたうえで、どちらが自分に向いているのかを考えましょう。
ラジエントヒーターもおすすめ!
ガスコンロやIHのほかに、ラジエントヒーターもおすすめです。簡単に紹介すると、ラジエントヒーターは、IHとガスコンロ両方もメリットを持つキッチン用具です。フラットなプレートでIHのような見た目ですが、ガスコンロのような使い方ができます。
ラジエントヒーターは、電流が流れることで発熱体が熱せられ、その熱が鍋やフライパンに伝わって調理ができる仕組みになっています。そのため、ガスコンロのように、調理器具がプレートから離れていても調理が可能です。
さらに、IHでは使用できないアルミ製や銅製の鍋、超耐熱ガラス鍋や土鍋も使用できるメリットもあります。注意が必要なのは、トッププレートが高温になるため、やけどのリスクが高くなることです。小さなお子さんがいる家庭では、安全対策をしっかりと行う必要があります。
なお、ラジエントヒーターの初期費用はガスコンロやIHより高額で、現在は30万円ほどで導入できます。耐用年数は10年から15年程度とされており、部品の交換やメンテナンスが必要になることもあります。
※出典:エムエフジー株式会社
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まとめ
ガスコンロはコストを抑えやすいだけでなく、料理をおいしく作りやすかったり、災害時に役立ったりしますが、火災のリスクやランニングコストがデメリットとして挙げられます。
一方、IHは安全性と掃除のしやすさがメリットですが、初期費用が高くなりやすく、使用できる鍋に制限がある点は考える必要があるでしょう。
ガスコンロとIHのどちらがいいのかについては、コストをなるべく抑えたい、料理を楽しみたいといったそれぞれの要望によって異なりますので、自分の状況に合わせて検討することが大切です。
ガスコンロやIHのほかに、両者のいいところ取りをしたラジエントヒーターもあります。初期費用が高額という難点はありますが、こちらもひとつの選択肢として検討してみてください。
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