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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2024/06/19

後悔しない平屋建てづくりのポイント10選を紹介

後悔しない平屋建てづくりのポイント10選を紹介 アイチャッチ

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

 

この記事では、平屋建てづくりで後悔しないために何を意識すべきなのかを解説しています。予算の話に加えて、生活のしやすさや老後についての話も解説しますので、平屋を建てようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

 

【この記事で分かること】

・費用とコストの考え方
・生活しやすい住宅にするためのポイント
・老後のことを考えるうえで重要な要素

 

【動画で確認したい方はこちら】

 

平屋に憧れを持つ方が最近は増えています。平屋は人気ではあるものの、比較的割高になりやすいことが多いのも事実です。そのため、平屋を建てるなら後悔したくないと考えている方は多いでしょう。

そこで今回は、平屋を建てる際に後悔しないためにあらかじめ知っておくべきポイント10選を紹介します。これから平屋を建てようと検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

平屋建てのポイント10選

平屋建てのポイントにはさまざまありますが、具体的には土地面積とコストのバランスや建設コスト、プライバシー・安全性などです。考えることが多くて大変かもしれませんが、10個のポイントをしっかりと考えないと、後悔することになるかもしれません。

後悔しないためにも、これから紹介する10のポイントをきちんと確認しましょう。そして、実際に平屋を建てる際に役立ててください。

 

土地の面積とコストのバランス

平屋建てづくりを検討する際は、土地の面積と予算のバランスを考えることが大切です。平屋建ては一般的に床面積が広がる傾向があるので、必要となる土地の面積も大きくなりがちです。そのため、予算に合った土地面積を選ぶことが必要になります。

それから、平屋を建てるエリアをどこにするか考えることも重要です。坪単価が高いエリアの場合、自分が希望する広さを確保するためには、予算を大幅に上回ってしまうことも考えられます。

たとえば、あるエリアで土地の単価が30万円だとした場合は、50坪の土地であれば1500万円、70坪では2100万円となり、だんだんと予算が膨らんでしまいます。自分が実現したい家の大きさと、それに必要な土地面積がどのくらいなのかを前もって考えて、バランスを取れるようにしましょう。

こうした資金計画を立てる際は、土地費用や建築費に加えて、その他の諸経費も含めたトータルコストが予算内に収まるかどうかじっくりと考えることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

屋根と基礎の費用

平屋建て住宅を計画する際に注意が必要なのは、屋根と基礎にかかる費用です。平屋建ては一般的に屋根と基礎の面積が広くなるため、建築コストを押し上げる主な要因となります。

具体的には、屋根に使用する断熱材の量が通常より増加し、その結果としてコストが増えることが多いです。平屋を建てる際は、屋根と基礎の費用が高くなりやすいことを踏まえて、予算を計画しましょう。

予算内で収めるためには、建物の規模を小さくする、階段や廊下を減らしてコストカットを図るなどの対策が考えられます。屋根や基礎に関わるコストは見過ごしがちですが、平屋建てを選ぶ際の検討事項のひとつにするのを忘れないでください。

 

プライバシーの配慮

平屋建て住宅は、すべての居室がひとつのフロアに配置されるので、プライバシーを配慮する必要があります。たとえば、2階建ての住宅では、リビングと個室を異なる階に設計するとプライバシーが保たれますが、平屋ではこのような分離が難しいです。

プライバシーの問題に対応するためには、住宅の設計段階での工夫が重要になります。たとえば防音性能の高い建材を壁に使用したり、テレビや音響設備の位置を慎重に決定したりすることが挙げられます。

さらに、リビングと個室の間に十分な空間を設けるといった配置の工夫も、プライバシーを守る有効な方法です。平屋建てでは、居心地のよい住空間を実現するためにこれらの配慮が不可欠といえるでしょう。

 

 

防犯性の考慮

平屋建て住宅では、すべての窓が1階に位置するため、防犯面で特別な配慮が必要です。平屋は窓が地面に近く、外からの侵入が簡単になるおそれがあるため、窓の高さや大きさなどから防犯性能を向上させる方法を考えておきましょう。

たとえば、防犯ガラスの使用や格子の使用、少し高い位置に窓を設置することが挙げられます。また、窓の数を必要最小限に抑え、各窓には防犯用のロックやセンサーを設置することも効果的です。

さらに、住宅の設計時には、防犯性を高めるために視線が通りにくい配置を考えるとともに、照明やセキュリティシステムを配置することも検討してみてください。私の家でも防犯対策は徹底していますので、平屋の場合はとくに厳しく対策を行った方がよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

日照権の確保

住宅設計において、日照権の確保は非常に大切な要素です。とくに平屋建ての場合は、すべての窓が地上近くに位置するため、窓の配置や大きさ、方向が住宅の快適性に大きく影響します。

直射日光を効率よく取り入れることで、自然な暖房源として利用することが可能です。たとえば、太平洋側の静岡や和歌山など日照量が多い地域では、南側に大きな窓を設けることで、自然光を最大限に活用できるので、冬場の暖房費を抑えられます。

また、太陽光発電を導入する際も、日照権の考慮が重要です。日照量は建物の屋根や周囲の環境によって影響されるため、太陽光パネルの配置前には十分な日照シミュレーションを行ったうえで設置を検討するとよいでしょう。

具体的には、どの時間帯にどの建物が影を作り、どれくらい日が当たらなくなるのかなどを徹底的に考えるとイメージしやすくなります。

 

音の問題

音の問題も、重要な配慮事項です。とくに夜間に活動する家族がいるなど、家族が異なる生活リズムで生活する場合は、生活音が発生しやすい水回りから寝室を遠ざけるといった工夫が必要になります。

設計上、音を遠ざけることが難しい場合は、壁の中に高性能の断熱材や防音材を使用することで、音の伝わりを大幅に減少させることが可能です。また、リビングとトイレの距離を離して配置することで、生活音が直接リビングに響かないようにする工夫も有効です。

このように、音の問題に対しては間取りの工夫だけでなく、建材によっても改善できます。住宅設計時にはこれらの点を考慮に入れて、快適な住環境を目指しましょう。

 

 

 

 

 

 

水害対策

平屋建ての場合は、避難場所の選択肢が限られるため、水害リスクの低い土地選びや建物内の垂直避難スペースの確保が必須です。たとえば、水位が急上昇する場合、二階建て住宅では二階へ避難できますが、平屋の場合は避難場所を確保することが難しいです。

この問題を解決するためには、ロフトなどの小さな二階部分を設けることで、垂直避難の空間を作ることが考えられます。また、土地を選ぶ際には、水害歴や地形をきちんと調査して、高台や水害リスクの低いエリアを選ぶことも大切です。

水害時には家屋が完全に浸水する可能性があるため、初期の設計段階で適切な対策を計画することは、長期的に住宅を守るために不可欠です。水害に強い平屋を建てることで、災害時の安全と、その後の復旧作業の負担を軽減できるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

※オススメ例

 

生活動線の最適化

日常生活をより快適に過ごすためには、生活動線を最適化することが大切です。とくにキッチンやリビング、寝室など、日常的によく使用する場所をうまく配置することで、無駄な移動を減らし、効率的に家事を行えるようにします。

たとえば、キッチンからダイニングまでの距離を短くしたり、洗濯機と物干し場のスペースを近くに配置したりすることで、スムーズに家事ができるでしょう。

生活動線を意識することで、日々の生活がより快適に、そして効率的に過ごせるようになります。これを実現するには、住宅を設定し始めたときから具体的な生活シーンを想定し、それに合わせた配置を計画することが欠かせません。

 

 

 

 

 

 

 

※オススメ例

 

段差の対策

家の中での段差は、とくに高齢者や小さな子どもがいる家庭で問題となりがちです。足腰が弱くなると、小さな段差も大きな障害となり、つまずきや転倒の原因になることがあります。

そのため、なるべくフラットな床面になるように設計するとよいでしょう。以前は3~4cmぐらいの段差ができてしまうことも多かったですが、近年はほぼフラットな床面を作れるようになり、それが一般的になってきました。

とくに玄関や部屋の入り口に設置される扉のレールは、掃除のしやすさを考えて、段差を作らない設計にするとよいでしょう。また、バリアフリー設計として、すべての部屋を段差なしでつなぐことは、老後に安心して暮らすためのポイントになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※オススメ例

 

車椅子対応の検討

将来のことを考えて、車椅子に対応できる住宅を設計しましょう。高齢者や障害を持つ方が日常生活で利用しやすいように、住宅内のすべてのエリアをフラットな床面にすることが重要です。

具体的には、玄関からスロープでつなぎ、建物内部も段差のない設計を心がけるとよいでしょう。このような設計は、車椅子ユーザーの移動を簡単にするだけでなく、車椅子を使っていない方にとっても使い勝手のよい空間となります。段差がない分、清掃しやすいといった利点もあります。

住宅を建てた瞬間から車椅子の方でも使いやすい住宅に設計しておくことで、将来的に住み替える必要性がなくなるので、より長期間にわたって住宅に住み続けられるでしょう。住宅を設計する際には、すべての居住者が可能な限り自立して生活できるよう、車椅子対応を考慮に入れることが望ましいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

地震大国日本では、すべての家において高い耐震性が必要です。こちらの記事では、地震に強い家をつくるためのポイントを解説しましょう。ぜひ合わせてご覧ください。

 

まとめ

平屋建ての家づくりを検討する際は、さまざまな要素を慎重に考える必要があります。具体的には、

・土地の面積とコストのバランス
・屋根と基礎の費用
・プライバシーの確保
・防犯性の考慮
・日照権の確保
・生活動線の最適化
・音の問題
・水害対策
・段差の対策
・車椅子対応の設計

などをきちんと考慮しましょう。それぞれが住宅の快適性や機能性、安全性に大きく影響します。これらのポイントを事前に理解し、計画に取り入れることで、使い勝手がよく、長く愛される住まいを実現できるでしょう。

また、将来や老後を見越したバリアフリーな設計は、すべての居住者が自立した生活を送るためには欠かせないポイントです。平屋を建てる際は、これらのポイントをしっかりと押さえて、後悔のない家づくりを目指してください。

 

家づくりにお悩みの方は、ぜひ平松建設にご相談ください。具体的にどんな土地を選べばよいのか、どの点に力を入れるべきなのかといったお話をしっかりとさせていただきます。わからないことがあっても、何でも私がお答えしますので、まずはお気軽にご相談ください!

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