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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2024/10/03

タンクレストイレのメリット・デメリットは?費用相場と一緒に解説!

タンクレストイレのメリット・デメリットは?費用相場と一緒に解説! アイチャッチ

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

 

タンクレストイレvs組み合わせトイレvs一体型トイレ!それぞれのトイレのメリットやデメリットを紹介します。特徴や費用、快適性などあらゆる面から比較しているため、新築住宅やリフォームでタンクレストイレを購入しようか考えている方におすすめです。

 

【この記事で分かること】

・タンクレストイレと組み合わせトイレ、一体型トイレの違い
・後悔しないトイレ選びのポイント
・デメリット部分を補う方法

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

新築住宅の建設やリフォームの際に取り付けるべきか迷うタンクレストイレですが、デメリット部分もあると聞いたことはありませんか?デメリットを理解したうえでトイレを選ぶと、後悔のない選択ができます。では、タンクレストイレのメリットとデメリットを見ていきましょう。

タンクレストイレは、テレビの住宅紹介やSNSなどでよく見かけることもあり、新築住宅やリフォームの際に設置したいと考えている方も多いでしょう。しかし、おしゃれだからといって下調べせずに取り付けてしまうと、後悔することにもなりかねません。

この記事では、建築歴22年のプロ目線から、タンクレストイレの特徴やメリット・デメリットを紹介しています。一体型トイレや組み合わせトイレとの違いも解説しているため、自身や家族のニーズを満たすトイレはどれなのかを考えながら一読ください。

 

タンクレストイレのメリット・デメリット

タンクレストイレは、おしゃれで機能的なトイレです。ハウスメーカーのショールームや電化製品店でよく見かけることもあり、新しい住まいに取り付けたいという方が多いのではないでしょうか。

タンクレストイレのメリットとデメリットを踏まえたうえで、ご自宅に合うかどうか検討してみてください。

 

メリット1.タンクがないので空間を広く使える

タンクレストイレは、便器のうえに水を溜めておくタンクがありません。このタンク部分がない分、トイレ内の空間を広く使えるというメリットがあります。

タンクありのトイレと比較すると、高さが約30cm、奥行きが約10cm狭まっています。スペースが広く使える分だけ、レイアウトの自由度が高まるでしょう。

たとえばインテリアグッズを置いておしゃれな空間にするほか、掃除道具やゴミ箱を置いて清掃しやすい環境を整えることも可能です。トイレのスペースが限られていても、空間にゆとりを持たせられるでしょう。

 

メリット2.デザインがおしゃれ

タンクレストイレは、見た目がおしゃれなものが多いです。タンクがないことで、シンプルで洗練された印象を与えます。

なかにはトイレには見えないデザインのものもあり、インテリアの一部としても活用できます。生活感を出したくない方やホテルライクなデザインにしたい方に向いているでしょう。

 

デメリット1.停電に弱い

タンクレストイレは、電力を使用して水を流しているため、停電には弱いのがデメリットです。停電時は電力を供給できないので、トイレが動きません。

とはいえ、一部のメーカーのなかには、停電時も使用できるものもあります。レバーを押すまたは乾電池を取り付けることで、利用できるようになります。

またタンクレストイレが使えなくなった場合をあらかじめ想定して、備えておくのもよいでしょう。非常用のトイレを常備しておく、またはタンクレストイレとタンク付きトイレを併用する方法もおすすめです。

 

デメリット2.手洗い器がついていない

タンクレストイレには、手洗い器が付いていません。従来のタンク付きトイレのようにタンクがないため、上部に手洗い器を設置するスペースを持てないからです。

そのため、手洗い器は別途設置する必要があります。トイレ内に壁掛け洗面台を設けるか、手洗いキャビネットやカウンターを設ける方法が考えられます。トイレ近くに洗面所を設けてもよいでしょう。

 

デメリット3.一定の水圧が必要になる

タンクレストイレは、一定の水圧がなければ流れません。タンク付きトイレはタンクに水を溜めて流しますが、タンクレストイレは直接水道から水を引き込み、その圧力によって水を流すからです。

そのため、洗浄に必要な水圧を確保できないと、トイレの洗浄力が不足するため、便器内の汚れが十分に取れません。高台やマンションの高層階に住んでいる方は、水圧不足でトイレがうまく機能しない可能性があります。

解決策としては、水圧調整ができるブースター付きのトイレを採用してみることをおすすめします。

 

デメリット4.本体価格・修理にかかるコストが高い

一般的なタンク付きトイレと比較して、タンクレストイレは本体価格や修理にかかるコストが高くなりやすいです。機能性が高く、先進機能も搭載されているため、販売価格がどうしても上がりやすくなるからです。

修理する場合も、全体修理となるため、修理費用が高くなります。すべての部品がくっついているため、故障した部分だけを取り外せないからです。温水便座が故障した場合も、全体交換が必要となります。

さらに修理自体、水道業者では対応が難しい場合が出てきます。排水を電気で制御しているため、電気系統自体を直さなければ解決できないケースもあるためです。業者では扱いが難しいときは、メーカーに頼むしかありません。

 

 

一体型トイレ・組み合わせトイレのメリット・デメリット

トイレの種類は、タンクレストイレだけではありません。一体型や組み合わせもあります。

それぞれのトイレと比較検討することで、自身のニーズに合った選択ができます。以下で一体型トイレと組み合わせトイレのメリット・デメリットを紹介します。

 

一体型トイレのメリット・デメリット

一体型とは、便器、タンク、便座が一体となったトイレのことです。タンク付きですが、すべての部品が一体化しているため、フォームがなめらかです。以下で一体型トイレのメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

メリット1.掃除がしやすい

一体型は、すべての部品が一体となっているため、凸凹した部分があまりありません。汚れやホコリが溜まりやすい隙間が少ないので、掃除の手間や疲労を減らせます。手入れが楽になることで、トイレを常に清潔に保てるようになるでしょう。

 

メリット2.デザイン性がよくすっきりとした空間にできる

一体型は、すべての部品がひとつのユニットとしてまとめられているため、凸凹した継ぎ目がありません。見た目はシンプルでスタイリッシュなため、トイレ内をすっきりとした空間にできます。

また一口に一体型といっても、形の違いから2種類に分類できます。組み合わせに似たデザインのものと、タンク部分の高さを抑えたタンクレスに近い形状のものです。デザイン性の高さを求めるのなら、タンク部分が低い一体型トイレがおすすめです。

 

 

デメリット1.修理の際は全体の交換が必要になる

一体型は、修理の際はトイレの全体交換を必要とします。便器・タンク・便座が一体化しており、ひとつの部品として独立していないからです。

 

デメリット2.自由に機能を組み合わせられない

一体型は自由に欲しい機能を組み合わせられません。メーカーが決めた仕様のまま提供されるためです。

たとえばオプションで、フタの自動開閉や自動洗浄、消臭機能などを付けたいと感じても後から付けることはできません。個別に機能を選択できないため、特定の機能の追加や取り外しが難しいのがデメリットといえます。

 

 

組み合わせトイレのメリット・デメリット

組み合わせトイレとは、便器、タンク、便座がそれぞれ独立している従来型のトイレのことです。以下で組み合わせトイレのメリットとデメリットを紹介します。

 

メリット1.パーツごとに選べる

便器のうえにタンクがある従来型の組み合わせトイレは、便器、タンク、便座のパーツがそれぞれ独立しています。ニーズや予算に合わせてパーツを自由に選べるのが魅力です。

たとえばコンパクトサイズのタンクと温水洗浄便座を組み合わせる、手洗い器と節水効果が高い便座を組み合わせるなどです。近年はフチなし便器や清潔に保てる素材を使用した便器など、お手入れが簡単なモデルがよく見られます。

 

メリット2.故障してもパーツごとに交換できる

組み合わせトイレは、故障してもパーツ別に交換可能なため、修理費用を抑えられます。部品が独立しているため、便器やタンク、便座が故障しても、その部分だけの交換だけですむからです。

 

 

デメリット1.掃除がしづらい

組み合わせトイレは、掃除がしづらいのが難点です。タンク、便器、便座がそれぞれ分かれているので、隙間にゴミやホコリが溜まりやすくなります。

さらに、タンクも定期的に掃除しなければなりません。タンクは湿度が高いため、菌の温床となっています。定期的に清掃しないと、水垢やカビが発生するリスクが高まります。タンクの蓋を取り外して内部を清掃するのは手間がかかり、忙しい方には負担となります。

 

デメリット2.おしゃれな空間を作りづらい

組み合わせトイレは一般的に、おしゃれな空間を作りづらいとされています。継ぎ目があり、サイズの大きいタンクがうえについていることにより、タンクレストイレや一体型トイレと比べるとどうしてもデザイン性が低下して見えます。

レバーや手洗い器があることで、生活感が強くなるのも不格好に見える理由のひとつでしょう。とはいえ、近年は便器のデザインがすべらかなフォームのトイレも見られます。

 

各トイレの費用相場

トイレを検討する際は、ランニングコストや初期費用について考えておくことが大切です。トイレには寿命があるため、交換頻度についても考慮しておきましょう。以下で組み合わせトイレ、タンクレストイレ、一体型トイレの費用相場についてくわしく解説します。

 

 

タンクレストイレ

タンクレストイレの初期費用相場はおおむね15〜25万円程度です。デザイン性や機能性が高いモデルは、さらに購入費用が高くなる傾向があります。その一方で、搭載されている機能がシンプルなものは、価格も抑えられています。

また節水効果が優れているモデルが多いのも特徴です。本体価格が高いものでも、トータルコストで考えればよりお得になる可能性があります。とくに最新の節水型トイレは、1番水を必要とする「大」を使う場合、従来の約1/3の水量で流せるというデータもあります。

寿命は、使用頻度やメンテナンス状況によりますが10〜15年が目安です。20年であれば十分長持ちしたといえるでしょう。交換の際は丸ごと入れ替えることになるため、20~30万円ほどの費用が発生します。適切なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことが可能です。

 

一体型トイレ

一体型トイレの相場は23〜33万円程度です。タンクレスと比べて価格差はあまりありません。値段が高いモデルは、節水性能が優れている、掃除がしやすい機能が搭載されている、サイズがコンパクトなどの特徴が見られます。

 

組み合わせトイレ

組み合わせトイレは、手洗い器あり・なし、温水洗浄便座あり・なしにより値段が異なりますが、一般的には15〜25万円が相場です。

便器やタンクといった陶器の部分は非常に長く使えますが、温水洗浄機能や温め機能などが付いている便座は電気機器に該当するため、15~20年ほどで寿命を迎えるケースが多いでしょう。便座はホームセンターなどでも3万円ほどで購入できるため、故障した際はご自身での修理も可能です。

 

こちらの記事では、トイレの選び方やお勧めの設置位置を解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

 

 

まとめ

タンクレストイレと一体型トイレ、組み合わせトイレのメリットとデメリットを紹介しました。タンクレストイレは、デザイン性が高く快適性を上げる機能が多く搭載されているのが魅力です。値段は高くなりますが、節水効果が高いモデルを購入すれば、月々のランニングコストを抑えられます。

一方、一体型トイレは、凸凹した部分が少ないため、デザインに統一感をがあります。タンク部分の高さを抑えたモデルも販売されているため、水量が少ない立地に暮らしているけれど、デザインにもこだわりたい方におすすめです。

そして組み合わせトイレは、値段が1番安いのが魅力です。デザイン性はタンクレスや一体型には劣りますが、壁紙や照明、棚のレイアウトを変えてみるだけで印象はよくなります。

またタンクレストイレと一口にいっても、機能性が優れているモデルは値段が高く、機能性を抑えてシンプルなつくりにしたものは価格も抑えめです。トイレを選ぶ際は、費用以外にも快適性や掃除のしやすさ、ランニングコストなど総合的に考えることが大切です。

 

平松建築では、家づくりに役立つ相談会や勉強会を随時開催しています。オンラインでも相談可能なため「タンクレストイレにしようか悩んでいる」「トイレをどうするか決めきれない」という方もお気軽にご相談ください。圧倒的に知識量を誇る当社が何でも解決できるようにお答えします。

 

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