職人社長の家づくり工務店
2024/10/03
注文住宅の防犯対策7選!泥棒が嫌がる家の特徴とは
こんにちは!平松建築株式会社です。
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注文住宅を建てるにあたって、家族を守るためにも各種防犯対策は必須です。本記事では、泥棒が嫌がる家の特徴や、おすすめの防犯対策7選について解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事で分かること】
・ 泥棒が侵入しやすい家の特徴
・ 泥棒が嫌がる家の特徴
・ 注文住宅の防犯対策7選
【動画で確認したい人はこちら】
注文住宅は、見た目や機能など、さまざまな自分のこだわりを実現できるのが魅力です。しかし、こだわりを追求しすぎた結果、いざ暮らしてみると生活面で不便な面が出てくる場合があります。とくに、防犯面に穴ができてしまうと、安心して家で生活できません。
そこで、今回は注文住宅を建てるにあたって押さえておきたい、おすすめの防犯対策7選を紹介します。泥棒が嫌がる家の特徴も一緒に取り上げるので、ぜひ参考にしてくださいね。
泥棒が嫌がる家の特徴
泥棒は、目についた家に片っ端から侵入を試みるわけではなく、あらかじめ下見をしてから侵入する家を決めています。その際、泥棒に「この家は侵入しにくい」と思わせられれば、泥棒に入られる可能性は下がるでしょう。
そんな泥棒に嫌がられる住宅の特徴は、以下のとおりです。
防犯対策がされている
防犯対策がしっかりされている家は、泥棒の侵入率が低いです。近年はさまざまな警備会社がセキュリティサービスを提供しています。
セキュリティシステムは不審者の侵入を感知すると、すぐに警備会社に緊急通報されます。そのため、泥棒もわざわざリスクを冒してまで、防犯対策がしっかりされている家に侵入することはありません。
セキュリティサービスを利用していなくても、防犯カメラやセンサーライトが設置されているだけでも、泥棒が侵入を諦める可能性は高くなります。
侵入に時間がかかる
侵入に時間がかかる家も、泥棒に避けられる傾向があります。侵入に時間がかかれば、それだけ犯行が露見するリスクが高くなるためです。
一般的に、侵入に5分以上かかると約7割の泥棒は侵入を諦め、さらに10分以上かかるとほとんどの泥棒は侵入を諦めるといわれています。侵入時間を長くするためには、補助鍵や防犯シャッターなどを導入するのが有効です。
死角がなくどこからでも家が見える
死角が存在しない家も泥棒に嫌がられます。死角が存在すれば、そこから人目を避けて家へ侵入しようと試みます。たとえば、敷地の周囲を背の高い植木が囲っている家は、泥棒にとって身を隠しやすい環境が整っているため、格好のターゲットになるでしょう。
逆に死角がなければ、身を隠さずに犯行に及ばざるを得ません。もちろん堂々と他人の家に侵入しようとすれば、すぐに通報されてしまうため、泥棒の被害に遭う可能性が下がります。
地域の住人がよく通る場所にある
地域の住民同士が頻繁に行き交う場所にある住宅も、泥棒からはあまり狙われません。しかし、人目があっても、人同士のつながりが希薄そうなエリアは危険です。
昨今は都心を中心に、人同士のつながりが希薄になりつつありますが、人のつながりがないとそれだけ人の目もなくなり、犯行が露見しにくい状態になります。
地域の住人同士のつながりがあれば、見知らぬ人が家の様子を窺っていればすぐに近所のウワサになりますし、人によっては、わざわざ挨拶をして身元を確認してくるリスクもあるため、泥棒も犯行を避ける可能性が高いです。普段から近所付き合いをすれば、それだけで有効な防犯対策になります。
注文住宅の防犯対策7選
安全な暮らしを守るためには、注文住宅を建てる際は防犯対策をしっかりと行う必要があります。以下では、具体的な注文住宅の防犯対策7選を取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
防犯砂利を敷き詰める
最初におすすめする効果的な防犯対策は、防犯砂利の散布です。防犯砂利とは防犯用に使用する砂利のことで、防犯砂利を敷地内の細い通路などに散布すると、その上を通過するたびに音が鳴ります。
家族が全員屋内にいるにもかかわらず砂利の音がすれば、それは第三者が外を歩いているということになるため、砂利があるだけで侵入を諦める泥棒も多いです。
防犯砂利は、ホームセンターやガーデニングコーナーで購入できます。防犯砂利を撒く前に、除草シートをあらかじめ敷いておけば、雑草対策になる点も防犯砂利の利点です。また、最近は砂利のデザインのバリエーションも豊富で、エクステリアとしても利用できます。
ただし、砂利を撒くことで怪我のリスクが高まる、砂利の音が大きい場合は近所迷惑になる点を考慮しておきましょう。
人感センサーを導入する
泥棒の侵入を防ぐ防犯対策として、人感センサーの導入も有効です。人感センサーとは、人の動きに反応するセンサー全般の呼称で、現在までにさまざまな種類が登場しています。
そのなかでもオーソドックスな人感センサーは、やはり赤外線センサーでしょう。赤外線センサーは目に見えない赤外線を利用したセンサーで、人間が発している赤外線を感知して作動するのが基本的な仕組みです。
そのほかのセンサーとして、音に反応する音感センサーや、超音波で周囲の様子を探る超音波センサーなどの名前が挙げられます。これらの人感センサーによって突然電気がつくようにすれば、泥棒も不用意に侵入しなくなるでしょう。
ただし、設置場所によっては誤作動が発生する点に注意してください。たとえば、直射日光など強い光が当たる場所は、人がいないのに温度の上昇を感知し作動してしまう可能性があります。また、故障してしまうとそもそも作動しないため、定期的なメンテナンスも必要です。
防犯カメラを設置する
有効な防犯対策として、防犯カメラの設置も挙げられます。昨今は街のいたるところで防犯カメラを見かけるようになりましたが、一般家庭でも防犯対策としてメジャーな存在になりました。
防犯カメラは存在するだけでも犯罪の抑止力になりますが、犯罪が発生したときも防犯カメラが犯罪の様子を記録しているため、裁判を有利に進められる可能性を高めてくれます。
ただし、防犯カメラを設置すると維持費がかかる点に注意してください。維持費の問題から、ダミーの防犯カメラを設置する方もいますが、ダミーだと泥棒に見破られると余計に狙われやすくなります。もしダミーの防犯カメラを導入する場合は、必ず本物の防犯カメラも導入しましょう。
また、監視カメラを設置する際は、近隣住民のプライバシーへの配慮も必要です。防犯カメラを設置するのはあくまで自分の敷地内にとどめ、近隣住民の様子が監視カメラに映らないようにしてください。
高い塀を避ける
防犯性の高い住宅を実現したい場合、塀の高さにも気を配りましょう。かつては泥棒の侵入を拒むために、高い塀を設置するのが防犯対策として有効とされていました。しかし、高い塀を設置すると外部から敷地内の様子が確認できず、むしろ泥棒にとって侵入しやすい環境が整ってしまいます。
また、塀が高すぎると住居への圧迫感につながってしまい、快適な住居環境を確保できません。そのため、現在では1.5〜1.8m程度の高さがベストといわれるようになっています。
そして、塀の高さのみならず、塀の形状も防犯性を高めるにあたって重要なポイントです。たとえば、横縞のボーダータイプや枡目の粗い格子の場合、塀をよじ登る際に足場として利用されやすいため、防犯性が高いとはいえません。
防犯性を高めるのであれば、縦格子の塀や枡目の細かい格子の塀を採用しましょう。塀の上部に忍び返しや鋭利な形状の部材を取り付けると、さらに安心できます。
窓の数を少なくする
窓の数を少なくすると、防犯性の高い住宅をつくることが可能です。泥棒の侵入経路はさまざまですが、一戸建て住宅における5割は窓から泥棒に侵入されています。
窓は設置数が多く、施錠されていても破壊が容易です。窓の数を減らす、または窓を小さくするなどして、簡単に侵入されないような工夫をしてください。
ただし、窓の数を減らす、または窓のサイズを小さくしてしまうと、屋内に光が取り込めず暗くなってしまうほか、効率よく空気の換気ができないなどの問題が発生する可能性も考慮しておきましょう。
窓のサイズを変えたくない場合は、防犯ガラスや防犯フィルムの導入をおすすめします。とくに防犯フィルムは、既存の住宅にも取り入れやすいのが利点です。ちなみに、10〜15年が防犯フィルムを交換する目安になります。また、補助鍵や面格子を取り入れるのも有効です。
IoTを導入する
IoTの導入も、住宅の防犯性を高める効果が期待できます。IoTとは「Internet of Things」の略で、インターネットを通じてさまざまなものを相互情報交換する仕組みのことです。
IoTは一般家庭でも導入が進んでおり、IoTを活用することで、リアルタイムでの監視、および警告システムが実現できます。万が一泥棒が不法侵入しても、自動的に警報が発信されるため、迅速な対応が可能です。
また、IoTデバイスから収集した情報をもとに、予防策を強化できる点もIoTのメリットとして挙げられます。ただし、ハッキングされる、コンピューターウイルスに感染するなどしてシステムに異常が発生すると、すべての防犯機能が停止してしまう点がデメリットです。
IoTを採用する場合は、送信データの暗号化、閉域網を用いた通信方式の採用など、各種セキュリティ対策は必ずしましょう。
タッチレスキーを取り付ける
防犯性を高める方法として、タッチレスキーを取り入れるのも有効です。タッチレスキーとは、従来の金属の鍵を使用しないタイプのロックシステムのことで、電子キーやスマートキー、スマートロックなどとも呼ばれます。扉の開閉をする際、鍵の代わりに用いられるのはスマホやICカード、リモコンキーなどです。
タッチレスキーの場合、そもそも鍵穴が存在しないため、ピッキングやサムターン回しで鍵をこじ開けて侵入される心配はありません。また、タッチレスキーにオートロック機能が導入されている場合、鍵の閉め忘れを防げる点もメリットです。
一方で、初期費用が高くなりやすい、鍵を持っていても扉側の電池切れが原因で扉が開かなくなる可能性があるなどのデメリットもあります。
こちらの記事では、10万円以下で付けられるおすすめ住宅オプション17選を紹介しています。本記事で取り上げた人感センサーライトのほかにも、生活を豊かにするさまざまな機能設備を一緒に見ていきましょう。
まとめ
防犯対策は暮らしの安全を守るうえで欠かせない存在です。注文住宅を建てる際は、間取りやデザインだけでなく、防犯設備にもこだわりましょう。
しかし、注文住宅を建てるにあたって、どのような防犯対策をすればよいかわからない方も少なくありません。その場合は、注文住宅の施工を担当する住宅会社や工務店のスタッフに相談しましょう。
平松建築では、カウンセリングをとおして、クライアントお一人おひとりの希望に適した防犯対策の提案が可能です。興味を持った方は、ぜひ公式サイトからお問い合わせください。