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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2024/10/03

家が高い!住宅価格が高騰している要因と購入費用の削減方法10選を紹介

家が高い!住宅価格が高騰している要因と購入費用の削減方法10選を紹介 アイチャッチ

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

 

家が高い要因として、資材価格の高騰や需要の増加が挙げられます。シンプルな間取りにしたり、特注を避けたりすることで建築費用は削減できます。無駄を省いて住宅購入費用を下げるための工夫を紹介します。

 

【この記事で分かること】

・ 住宅価格が高くなっている要因
・ 住宅の購入費用を削減するポイント
・間取りの無駄をなくすための考え方

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

この記事では「家を買いたくても高いから購入に踏み切れない」とお悩みの人に向けて、コストを抑えて家を建てるためのコツをお届けしています。

なぜ家を建てる金銭面のハードルが上がっているのか、その理由を説明したうえで、住宅購入費用を下げる方法10選を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

 

家が高い!住宅価格が高騰している要因

住宅価格の高騰が続き、近年は家を買いたいと思っても予算オーバーで購入に踏み切れない事例が増えています。2022年には、2年前と比べて戸建住宅の平均価格が約20%上がりました。

住宅価格の高騰にはさまざまな要因がかかわっていますが、主な原因として「資材価格の上昇」と「戸建住宅の需要増加」があげられます。

 

資材価格の高騰

家を建てるには、材料となる建築資材が必要です。建築資材の価格は、2015年から2023年にかけておよそ30%も上がっています。

木造住宅に使う木材は、2021年ごろからウッドショックの影響で大幅な値上げがおこなわれています。ウッドショックとは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための移動制限やアメリカ・中国における住宅の需要拡大、木材を運搬するコンテナの不足が発端となって起こった木材価格の高騰です。

輸入木材が入手しづらくなったことに加えて、2022年から急速に進んでいる円安も大きく影響しています。円安になると、海外から資材を輸入するためのコストが高くなります。

日本の建築会社は国産の材料よりも輸入資材を使う割合が多いため、仕入価格の上昇にあわせて建築費用も上げなければならない状況です。

原油価格の高騰も、建築費用に影響を及ぼしています。建築費材や家の設備を製造する工場で電気代が上がっているうえ、建築資材を運搬する際に発生するガソリン代も上昇しているので、結果として建築費用の増加につながっています。

 

需要の増加

戸建住宅の需要が増えたことも、家が高い原因のひとつです。現在は都心部を中心として、新築マンションの販売価格が上がっています。首都圏でマンションを購入するよりも、土地の安い地方で戸建住宅を建てたほうが費用を抑えられるため、一戸建てに人気が集中しているのです。

新型コロナウイルスへの対策として、テレワークの導入が進んだことも一因としてあげられます。これまでは通勤して会社のオフィスで働くのが一般的でしたが、テレワークの普及で在宅勤務が可能になり、家で仕事をする時間が増えました。

マンション住まいだと部屋が少なく、物音が気になって仕事に集中できないケースもありますが、戸建住宅なら十分な部屋数を確保でき、テレワーク専用の快適な仕事スペースを整えられます。

 

住宅価格の今後の見通し

輸入木材の不足を受け、日本の建築会社は木材を備蓄して対応しています。しかし、鉄の価格や原油価格の上昇により、建築資材全体の傾向としては値上げもしくは横ばいの状態が続いています。

建築資材の価格高騰は、日本だけでなく世界的な問題となっていて、2024年以降も続く見込みです。木材が値下げされたとしても、日本の建築業界における深刻な人手不足や物流業界の2024年問題などさまざまな問題が影響しているため、新築の家が高い状況はすぐには改善されない可能性が高いです。

 

 

住宅購入費用の削減方法10選

価格が下がるのを待っていると、一向に家を建てられません。建築会社は資材高騰への対策をいろいろとおこなっていますが、それにも限界があります。

限られた予算のなかで家を建てるためには、家の間取りや設備などを工夫する必要があるでしょう。ここからは、住宅購入費用を下げるために有効な手法を厳選して紹介します。

 

植栽を植える

外構工事の費用は敷地面積などによって左右され、約100万円~300万円かかるといわれています。外構工事には玄関アプローチやガレージ、ウッドデッキ、塀や囲いなどが含まれますが、フェンスや門扉をあえて省くのもひとつの選択です。

フェンスや門扉を設置しない代わりにおすすめなのが、目隠ししたい部分に植栽を置くことです。植栽はフェンスなどに比べて費用がそこまで高くないので、外構のコストを下げられます。

植栽には、家の外観のイメージをよくする役割もあります。ただし、植栽にはこまめな手入れが必要な種類もあるため注意が必要です。庭木は枝が伸びてきたら剪定したり、虫がついたら駆除したりしなければなりません。

落葉樹は、葉が落ちたときの掃除に労力がかかります。手入れの手間をかけたくない場合は、害虫に強い庭木や、葉が落ちない常緑樹を選ぶとよいでしょう。

 

エリアを変更する

関東地方の都心に近いエリアなどは、地方に比べて家の価格が高い傾向にあります。利便性の高い場所は地価も高いため、どうしても土地代に多くの費用をかけることになるでしょう。

土地代を低く抑えるには、家を建てるエリアの見直しも必要です。地方であっても駅や商業施設に近いエリアは土地代が比較的高いので、比較的地価が安い郊外などを選ぶことで、建物本体の価格が高くても全体の購入費用を削減できるでしょう。

ただし、田舎などの人が少なくなる可能性がある土地は、価値が下がりやすいため住宅の価値も下がりやすくなります。将来的に住宅をどうするかなど、先を見据えたうえで、バランスのいいエリアを選ぶ必要があります。

 

シンプルな間取りにする

建物本体は、コンパクトな方が建築費用を抑えられます。できるだけ間仕切りをなくし無駄のないシンプルでコストカットを目指しましょう。

例えば、あえて廊下や玄関ホールを設けない間取りにしたり、生活スペースを1階部分で完結させたりすることで費用を削減できるだけでなく、そのぶんリビングなどのスペースを広く取れます。

シンプルな間取りにすると、たとえ建物自体を小さくしても、小さいと感じづらくなる効果も期待できます。

 

無駄なものを付けない

家に付けるものを減らして、無駄をなくすのも有効な方法です。たとえば、不要な窓や使わないベランダなどが挙げられます。

窓は単価が高いうえ、数が多いと断熱性能が下がる原因になります。東・西・北側の窓は明るさや風とおしなどを確保するために最小限に抑え、ほかは削ってしまうのも工夫のひとつです。
ベランダも、住宅性能が高い住宅であれば無理に付けなくてもいい可能性があります。ベランダの用途として、洗濯物や布団を干すといったことが考えられますが、湿度コントロールができる住宅であれば室内で干すことが可能になります。

カビやダニの発生も抑えられるため布団を毎日干す必要もありません。ベランダは固定資産税がかかるため、なくすだけでコストを削減できます。

 

特注を避ける

内装全般にいえることですが、既製品を選ぶようにすると費用を抑えられます。建物を建てる際に使われる建材は、既製品と特注品の2種類に分けられます。

既製品の規格は決まっているため、いくつかカラーバリエーションなどはあっても基本的な仕様は同じです。少しでも規格の異なる仕様にしたい場合は基本的に生産していないため、特注品扱いとなり費用は上がります。

希望すれば特注品に変更できますが、既製品に比べて割高です。特注が増えると費用も増加するので、特注品は多すぎないほうがよいでしょう。

 

間崩れを避ける

間崩れも、建築コストが増える原因のひとつです。一般的な家では、基準となる寸法に合わせて等間隔で柱を置いていきますが、間取りの都合で柱の位置をずらさなければならないケースがあり、これを間崩れと呼びます。

家の建築材料は規格寸法に合わせて製造されているので、決まった寸法から外れる設計をすると、工事の際に材料の無駄が出て、なおかつ施工費用も増えます。

間取りの希望条件をすべて詰め込んだ結果として間崩れが起きてしまうこともあるため、建築会社とよく相談して、間崩れしないような間取りを採用しましょう。

 

規格住宅を選ぶ

規格住宅は、建築会社が用意した規格で建てられる家のことで、建売住宅と注文住宅の間くらいの立ち位置です。規格住宅の場合は、間取り・家の外観・内装・設備にいたるまで、あらかじめ決められた選択肢から選ぶことになります。

間取りやデザインを自分たちで決められる注文住宅に比べて、自由度は低くなりますが、コストの面では規格住宅のほうが優れているのです。注文住宅は、設計やコーディネートの打ち合わせに時間がかかるため、人件費が加算されます。また、建築コストも高くなるでしょう。

それに対して、規格住宅はカタログから選ぶだけなので打ち合わせの手間が少なく、材料の大量生産によるコスト削減で、注文住宅よりも安い価格を実現しています。

 

子ども部屋を削る

あえて子ども部屋を設けないという選択肢もあります。子どもが小さいときは親と同じ部屋で過ごすので子ども部屋は使いませんし、進学や就職で独立して家を出るパターンも想定されるでしょう。

子ども部屋を用意するにしても、いずれは使わなくなる可能性が高いので、そこまで広い部屋はいりません。設備は必要最小限でクローゼットの建具も付けないなど、あまり費用をかけないつもりで考えておくとよいでしょう。

 

同時に2棟建てる

広い土地があって親世帯・子世帯の家を2棟同時に建てるケースは、建築コストを下げられる可能性があります。2棟の打ち合わせを同時期におこなって、施工も同じタイミングで進められれば、打ち合わせ経費や工事費用を削減できるからです。

2世帯で家の新築を検討しているご家族は、2棟同時建築にすると、1棟ずつ別々に建てるよりも購入費用を抑えられる場合があるでしょう。ただし、請け負う会社によってはできない場合もあるので事前に交渉してみる必要があります。

 

同じ間取りを再利用する

平松建築では、今まで建てたお客様の家の間取りを、別のお客様にそのまま使いませんかと提案することがあります。なぜかというと、規格住宅と同じように、間取りがすでに決まった家は打ち合わせの手間がないため、費用を削減できるからです。

図面・間取り・仕様を既存の家と同一にすることで、打ち合わせ費用だけでなく、設計や構造計算、コーディネートにかかる費用まで減らせるのがメリットです。

モデルとなる住宅を建てたお客様への許可や敷地面積に合うかどうか確認は必要ですが、可能であれば購入費用の大幅な削減が期待できるでしょう。

 

こちらの記事では、新築住宅でいらない設備について解説しています。プロがおすすめしない13の設備を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

 

 

まとめ

家が高いと購入をためらってしまいますが、間取りやデザインの無駄を削れば、予算内で一戸建てのマイホームを手に入れられます。間取りはできるだけシンプルに、設備は必要なものだけを付けるようにして、購入費用を抑えましょう。

平松建築は、家計にやさしい家づくりでお客様をサポートしています。圧倒的な知識量とポイントをおさえた提案で賢い家づくりをお手伝いいたします。

建築費用が高いとお悩みのお客様には、コストを抑えたプランを提供いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

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