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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2024/10/03

新築の食洗機で後悔しないために!主要メーカーや選ぶ際のポイント

新築の食洗機で後悔しないために!主要メーカーや選ぶ際のポイント アイチャッチ

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

 

新築に設置する食洗機を選ぶ際は、価格や機能、耐久性などをチェックするのが大切です。この記事では食洗機選びで失敗したくない方に向けて、選び方のポイントや各主要メーカーの特徴を解説しています。

 

【この記事で分かること】

・食洗機の国産と海外製の違い
・食洗機の主要メーカーを紹介
・食洗機を選ぶ際のポイント

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

「新築に設置する食洗機は何を選べばいい?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
食洗機には「ビルトインタイプ」と「据え置きタイプ」の2種類あります。新築の場合には「ビルトインタイプ」の食洗機がキッチンと一体型となっているものがおすすめです。

この記事では、ビルトインタイプの食洗機を選ぶ際のポイントや、主要メーカーの特徴について詳しく解説しています。国産と海外製の違いについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

食洗機の国産と海外製の違い

食洗機の国産と海外製の違いは、下記のとおりです。

 

 

海外製

日本製

60cmが主流

45cmが主流

タイプ

フロントオープンタイプ

スライドオープンタイプ

洗浄能力

強い(予洗いは不要)

海外製よりもやさしい(予洗いが必要)

乾燥方式

余熱

ヒーター

庫内の素材

ステンレス

樹脂

リフォームにかかる費用
※工事費を含む

40~60万円程度

20~30万円程度

 

ここでは、国産の食洗機と海外製の食洗機の違いについて詳しく解説します。

 

国産

国産の食洗機は、一般的に「引き出し式(スライドオープンタイプ)」が使われています。このタイプは樹脂製の箱でできており、底にプロペラが付いています。使用時には、本体をスライドさせて食器や調理器具を出し入れする仕様です。

日本製の食洗機は容量が少なめで、幅は45cmが標準です。予洗いを想定して設計されているため、海外製と比較すると洗浄力は控えめです。洗浄後はヒーターで温風をつくり、庫内に行き渡らせることで食器を乾燥させます。

また、深型の「ディープタイプ」と浅型の「ミドルタイプ」の2種類があり、容量が異なります。普段洗う食器の量や家族の人数に合わせて選びましょう。

 

海外製

海外製の食洗機は、前にガバッと開く「フロントオープンタイプ」を多く採用されています。

フロントオープンタイプには3段のラックがあり、それぞれの段に異なる種類の食器を入れられます。上段には薄いカトラリーを、中段にはお茶碗やコップを、下段には大皿や鍋、フライパンなどを収納でき、朝昼晩3食分を一度に洗えます。

また、どの角度からでも食器を入れやすく設計されており、さまざまな種類の食器を一緒に洗える大容量な仕様です。

上下の面と中段のラックの下にプロペラがついているため、容量が多くてもきちんと綺麗に洗い上げます。さらに、国産は予洗いが必要ですが、海外製は汚れの量を検知して洗う機能があるため、予洗いが不要です。

そのため、食器をそのまま入れてボタンを押すだけで、1度に洗えられるため、省エネ効果は国産のものよりもさらに高いです。

また、海外製の食洗機は「食器洗い乾燥機」ではなく「食器洗い機」として販売されています。これは、国産のものとは異なり、乾燥機能がありません。しかし、高温で洗うため、食器の余熱で自然に乾燥します。

これにより、食器が傷みにくく、環境にも優しいというメリットがあります。

 

 

食洗機の主要メーカー

以下は、海外の主要な食洗機メーカーである「ミーレ」「ガゲナウ」「ボッシュ」「アスコ」「アーエーゲー」です。各メーカーでさまざまな特徴があるため、自分にあった食洗機を選びましょう。

 

ミーレ(Miele)

ミーレは、ドイツ最古の洗濯機メーカーとして100年以上の歴史を持つブランドです。

幅は45cmと60cmのタイプがあり、3種類のドアタイプからキッチンに合わせたデザインを選べます。扉材や操作パネルのデザインの種類も豊富で、キッチンと雰囲気を合わせやすいです。

また、価格帯も幅広く、手頃なものから高級なものまで種類が豊富です。

高価格帯のモデルには、「AutoDos」という洗剤自動投入システムが搭載されています。このシステムは、通常のタブレット洗剤を入れる場所のほかに、扉に設置されたディスクにパウダー洗剤が入っていることにより、汚れの量や種類に合わせてパウダーの量が自動的に調整されます。

また「Miele@home」という専用アプリを使い、事前に設定した時間に自動的に洗浄を開始したり、洗浄終了時間を把握したりすることが可能です。この機能は、食洗機だけではなくオーブンや洗濯機とも連動ができます。

アプリとの連動や最新技術と取り入れるなど、IoTが進んでいることがミーレの特徴です。

 

ガゲナウ(GAGGENAU)

ガゲナウは、ミーレと同じくドイツのブランドで、ビルトインキッチン機器メーカーとして知られています。高品質で洗練されたデザインの食洗機を販売しており、高価格帯の製品のみを取り扱っています。そのため、ほかのメーカーと比べると高級品になります。

ガゲナウの食洗器は「フロントオープンタイプ」で構成は似ていますが、すべての段にレールが付いているため、非常に頑丈な作りが特徴です。

また、優秀なプログラムを内蔵しており、少ない水量で洗い上げることで、ミーレと比べて、省エネの効果が高いです。

さらに、奥にあるおむすび型のステンレス容器のなかには「ゼオライト」という小さいセラミックのボールが入っています。このゼオライトは、水分を吸収しつつ発熱する環境に優しい鉱物で、庫内環境の温度を上げて熱で水分を蒸発させます。これにより、乾燥を促進させ、省エネ効果を高めます。

前述のとおり、海外製の食洗機は食器がもった余熱で乾燥させます。しかし、タッパーなど熱を持ちにくいものは乾きづらいです。ゼオライトは、熱を持ちにくいものも綺麗に乾くため、保存容器などをよく使う方はゼオライトがついた商品がおすすめです。

 

ボッシュ(Bosch)

ボッシュは、ヨーロッパでビルトイン家電売上No.1を誇るブランドです。先ほど紹介したガゲナウは、ボッシュと同じグループで基本設計は似ています。

ガゲナウと異なるところは、少ない水量で洗浄できるプログラムがない、ステンレスの厚み、そしてレールが通常のローラーである点です。ガゲナウの製品はさらにしっかりとした作りになっています。クオリティや品質重視の方は、ガゲナウがおすすめです。

しかし、ボッシュはガゲナウやミーレと比べて低価格で提供されており、初期費用を抑えたい方や初めて食洗機を購入する方におすすめです。ガゲナウと同様に「ゼオライト」を内蔵しており、高い乾燥性能を実現しています。

また、予洗いなしでも高い洗浄力を発揮し、動作音は図書館並みの静けさです。機能性が優れているだけでなく、スタイリッシュなデザインも高い評価を得ています。

 

アスコ(ASKO)

アスコは1950年にスウェーデンで創業し、キッチンやランドリー、業務用の製品を扱っています。

基本設計は同じですが、3段ラックの順番が異なります。上段にはお茶碗やコップを、中段には薄いカトラリーを、下段には大皿や鍋、フライパンです。

アスコの特徴は「ターボドライシステム」という乾燥を促進させるシステムがあります。このシステムは、ドア下の排気口から湿気を含んだ空気を排出するもので、エネルギーはファンを使って送るだけです。そのため、余熱を利用して効果的に乾燥させます。

環境に優しいスウェーデンの製品で、より早く乾燥させたい方に向いています。工夫が凝らされたデザインと機能性が魅力のブランドです。

 

アーエーゲー(AEG)

ドイツの老舗ビルトイン家電ブランドであるアーエーゲー(AEG)は、ビルトイン食洗機や電気オーブン、洗濯乾燥機などを展開しています。「優れたデザインと機能の融合」を理念に掲げ、製品づくりを行っています。

エレクトロラックスグループに属してからは、省エネ性の高い先進的な製品を開発しています。

アーエーゲーならではの特徴は「コンフォートリフト」という機能です。この機能により、片手で下段のバスケットを上段のバスケットの高さまで引き上げることが可能で、立ったまま食器の出し入れができます。これにより、腰やひざへの負担を軽減できます。また、アーエーゲーの食洗機は比較的手頃な価格で提供されています。

さらに、ジェット水流の角度が常に変化する「Wローテーション洗浄」も特徴です。庫内の水流が角度を変えながら噴射するため、食器類をまんべんなく洗浄します。独独自のアーム形状により、強力な水流を保ち、食器にこびりついた汚れもしっかりと落とせます。

ラックにはワイン専用の止め具があり、食器を立てる部分は非常に柔らかい素材でできているため、食器を傷つけずにフレキシブルに使えるでしょう。

 

 

食洗機を選ぶ際のポイント

ここからは、食洗機を選ぶ際のポイントについて紹介します。

 

価格

食洗機の価格は、製品の機能性やサイズなどにより異なります。

新築注文住宅にビルトインタイプの食洗機を取り付ける場合、100,000円~200,000円前後の費用が相場です。ただし、グレードが高い商品であれば、300,000円~500,000円前後の価格になります。

国産製品よりも海外製のものは価格が高めですが、予洗い不要で一度に洗える量が多く、省エネ性能も優れているため、経済合理性は高いです。

価格帯で選ぶなら、初期費用を抑えたい場合はボッシュ、中間価格帯ではミーレ、高価格帯ならガゲナウがおすすめです。

 

機能

食洗機を選ぶ際は、どんな機能が付いているかをチェックしましょう。

海外製の食洗機には、先進的な機能が豊富に搭載されています。ゼオライトを用いた乾燥機能やスマートフォン連動機能など、メーカーごとにさまざまな特徴があります。

機能を駆使して、日々の家事をより快適にサポートしてくれるでしょう。

 

耐久性

食洗機は長時間の使用に耐える必要があるため、耐久性を確認することも重要です。耐久性の高い製品を選ぶことで、故障のリスクや頻繁なメンテナンスを減らせます。

ビルドイン型の耐用年数は、一般的に国産製品で約10年とされています。水漏れやモーター音の増加などが見られた場合、寿命が近づいているサインです。

一方、海外製の食洗機は耐用年数が長く設定されています。たとえば、ミーレの製品は約20年です。海外製の食洗機は、耐久性を考慮して頑丈につくられているため、よいものを長く使いたい方におすすめです。

 

メンテナンス

食洗機を長く清潔に使い続けるためには、メンテナンスがしやすい機種を選ぶことが重要です。メンテナンスは、食洗機の性能や寿命を維持するだけでなく、故障やトラブルを予防し、電気代や水道代の節約にもつながります。

食洗機内に取り付けられている残さいフィルターは、洗浄後に毎回掃除が必要です。そのため、残さいフィルターが簡単に取り外せる機種を選ぶことで、家事の負担を軽減できます。

さらに、海外製の食洗機でも国内でのアフターサービスは充実しており、部品の在庫も確保されています。これにより、購入後も安心して長く使えるため、アフターメンテナンスも満足できるでしょう。

 

省エネ効果と使いやすさ

省エネ効果のある食洗機を選べば、運転時のコストを削減できます。

海外製の食洗機は、省エネ効果も魅力のひとつです。洗浄と乾燥を一度に行えるため、手間を大幅に省けます。また、少ない水量で効率的に洗浄できる点も評価されています。

さらに、食器を傷めない余熱乾燥機能が搭載されており、デリケートな食器にも安心して使用できます。

 

実際の使用感

食洗機の実際の使用感を確認することも大切です。購入前に使用感をチェックすることは難しいですが、実際に自分が使用している場面を一度イメージしてみましょう。

そのうえで、ほしい機能が搭載されているか、メンテナンスはしやすいかなどを細かく確認することがポイントです。

 

こちらの記事では、換気システムについて解説しています。重要性や違いも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

 

まとめ

食洗機に搭載されている機能は製品によって異なるため、購入前にしっかり検討することが重要なポイントです。国産と海外製の製品を比較しても、幅や洗浄能力、乾燥方式などさまざまな面で異なります。

海外製の食洗機は、長く愛用できる商品で満足度がかなり高い商品です。価格や機能、耐久性や使いやすさはもちろん、自分や家族の生活スタイルなどを総合的に考慮したうえで希望に合った機種を選びましょう。

平松建築のYouTubeチャンネルでは、家づくりのお役立ち情報を発信しています。また、全国展開しているため、どの県にお住まいの方でもご相談可能です。新築の設備でお悩みの方は、平松建築をぜひご利用ください。

 

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