職人社長の家づくり工務店
2024/10/03
収納アイデア集!注文住宅で快適に暮らすための設備もご紹介
こんにちは!平松建築株式会社です。
私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!
収納アイデアはリビングやキッチン、クローゼット、デッドスペースなどで活躍します。賢い設備選びをすることで上手に空間を利用したり、快適性を高められたりします。この記事では、1万円以下で手に入る便利な設備を紹介しています。
【この記事で分かること】
・収納のプロが教えるアイデア4選
・快適な生活を叶えるための設備を紹介
・それぞれの設備の注意点を紹介
【動画で確認したい方はこちら】
快適な暮らしを実現するために、おすすめの収納アイデアを知りたい方は多いのではないでしょうか。
この記事では、リビングやキッチンなどの収納アイデアを詳しく解説しています。棚を簡単に設置できる棚受け金具や、室内干しなどの便利な設備も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
収納のプロが教えるアイデア4選
ここからは、リビング・キッチン・クローゼット・デッドスペースそれぞれの収納アイデアを紹介します。
リビングの収納アイデア
家具が多いリビングや寝室の収納は、壁面や収納ボックスを活用するのがおすすめです。たとえば、常に使わないけれど保管する必要のある取扱説明書や契約書類などの紙類は、一箇所にまとめて収納しましょう。
またテレビ周りのリモコンやDVD、ゲーム機などは、そのまま置いておくと乱雑に見えてしまいます。穴あきの収納ボックスを利用すれば、埃の侵入も防ぎつつすっきりと収納できます。
キッチンの収納アイデア
よく使用するしゃもじや箸、スプーンといったキッチンツールは、専用のケースを用意して収納するのがおすすめです。どこに何があるか一目で判断できるので、片付けや探す手間が省けます。
また、鍋やフライパンなどは重ねて収納してしまうと取り出しにくくなり大変です。片付けも負担になってしまうので、重ねずにファイルボックスなどに立てて収納しましょう。
お弁当などに使う小さな小物は、仕切りのあるケース内に細かく分類して収納することで、必要なものがすぐに取り出せて便利です。
クローゼットの収納アイデア
クローゼットの収納は、ケースやカゴで中のスペースを仕切ってみましょう。必要な洋服がすぐに取り出せるうえに、すっきりと収納できるようになります。
ネクタイやベルト、帽子などは定位置を決めて収納するとよいでしょう。ケースやハンガーポールを利用し、使用後すぐに収納できるよう場所を確保します。
デッドスペースの収納アイデア
デットスペースとは、トイレや洗面所、キッチンなどで使われていない空間のことです。あらゆる場所で発生しやすいデットスペースを収納場所として有効活用できます。
たとえば、トイレの天井付近に突っ張り棒を設置することで、トイレットペーパーや掃除道具などを収納できます。ツッパリ棒のうえにカゴを置けば、さらにすっきりと見せられるでしょう。
また、洗濯機周りにランドリーラックを設置するのもおすすめです。タオルや洗剤、洗濯バサミなど、何かと置くものが多い洗面所をきれいに片付けられます。
空間を有効活用できる棚受け金具
棚受け金具とは、棚板を壁やキャビネットなどに設置するための金具のことです。飾り棚やウォールシェルフなど、空いたスペースを有効に活用できます。下記の項目から詳しく紹介します。
棚を簡単に取り付けられる
金具をビスで壁に取り付けるだけで、好きなところに棚を設置できます。金具自体も安く、1,000円台で手に入るものもあります。
大工さんなどのプロに取り付けをお願いすると、棚を一つ取り付けるだけでも1~2万円の費用がかかるため、自分で取り付けたい方におすすめです。
家事やデスクワーク、調理のための作業台など、あらゆる棚板を作成できます。折りたたみ式の棚板であれば、使用していないときに折りたためるので便利です。
棚受け金具を取り付ける際の注意点
棚受け金具を設置する際は、止める場所に注意が必要です。棚受け金具自体の耐荷重は、それを計るための試験があるため保証されていますが、壁から金具がはずれてしまうと意味がありません。設置する位置に下地があるか確認することが大切です。
アンカーという部品がついているものであれば、下地がないところでも石膏ボートだけで止められます。しかし、木の下地に直接ビスを止めた方が強度は勝ります。
下地がどこかわからない場合でも、下地を探す道具がホームセンターなどで購入できます。棒のような形状の先端に針がついていて、壁に差し込むと下地があるところで止まるようになっています。
下地は縦に入っていることが多く、下地にあわせてビスを止めていきます。その際、止めるビスの長さにもあわせて注意が必要です。
壁や天井などの下地材として使用されているプラスターボードは、厚みが大体12.5㎜で、場合によっては15㎜となっています。30㎜ほどのビスだと長さが足りず、しっかり止まらない可能性があります。50㎜ほどの長さのビスを選ぶと安心です。
金具を取り付けた後は、引っ張るなどの負荷をかけて落ちないか確認してから棚を設置しましょう。
壁付けタイプの室内干し
ここからは、壁に設置するタイプの室内物干しについて紹介します。
室内干しスペースを作れる
壁付けタイプの室内干しは、窓の両サイドにある柱に直接取り付けることで、窓の前で洗濯物が干せる空間を作ります。ネットでみると、1万円前後の価格で販売されています。室内干しの空間がなかったり、干す場所が足りなかったりする場合に重宝します。
折りたためる仕様になっているので、普段使わないときは閉じて使う時だけ出すことで日常生活の邪魔になりません。
壁付けタイプの室内干しの注意点
デザインによっては竿が取り外せないものもあるので、折りたたんだ際に窓枠に当たらないようにするなど、設置する位置に注意が必要です。
窓脇の柱は大きいので簡単に取り付けができますが、棚受け金具と同様に、ビスを打った後に少し負荷をかけて強度を確認するようにしましょう。
室内干し用の吊り金具
続いて、室内干し用の吊り金具について紹介します。
天井に取り付けて使用可能
室内干し用の吊り金具とは、天井に直付けする洗濯を干すための金具です。天井から吊り下がった金具の先端に、物干し竿が引っかかる仕様になっています。安いものだと5,000円前後で販売されています。
設置場所を選ばないので、デッドスペースなど邪魔にならない場所につけられます。また、寝室に設置して、乾燥しやすい冬の時期に室内干しをすると、洗濯物がすぐ乾くうえ、加湿器代わりにもなります。使い方が工夫できるのでおすすめです。
デザインにもよりますが、使わないときは竿とポールを取り外し、天井に金具だけが付いた状態にでるものもあります。収納が不要で、リビングなどの空間のイメージを壊さず設置できます。
吊り金具を取り付ける際の注意点
上記の金具と同様に、下地のあるところにビスを止めることが重要です。下地がないところにビスを打ってもしっかり設置できません。
また、アンカーを使用してビスを打つこともできますが、プラスターボード自体が強いものではないので、真下に引っ張るような力が加わると天井が取れてしまう可能性があります。
天井には「野縁」と呼ばれる、下地の骨組みとなる細長い角材があります。幅が30~40㎜ほどで、その間に留まるよう確認しながら取り付ける必要があります。
下地を確認せずにビスを取り付けようとすると、下地がなくて穴だけ空けてしまったり、配線を傷つけてしまったりすることもあります。説明書もあわせてよく読んで、確実にビスを付けることが大切です。
アイアン素材の室内干し
アイアン素材とは、鉄鉱石が原料の金属素材です。とくに黒いアイアン素材は質感があるため、部屋のインテリアとして見せる物干しを求めている方に向いています。
シンプルでおしゃれなデザイン
天井に直接取り付けます。アイアン素材の物干しは、高い機能性だけでなくスタイリッシュなデザインが備わっているのでおしゃれに見えるのが魅力です。価格も安価で、デザインやサイズによって異なりますが、4,000円前後から購入できます。
アイアン素材の室内干しの注意点
アイアン素材の物干しの耐荷重量は、10kg程度です。そのため、重たいものや大量に洗濯物を干すことはできません。耐荷重は製品によって異なるため、購入前に必ずチェックしましょう。
照明器具を取り付けるダクトレール
ダクトレールは、天井に取り付けて使うレール状の配線器具です。レール内に電気を流すことで、ペンダントライトやスポットライトなどを設置して明かりを灯せます。
シーリングライトを取り付ける部品
一般的には一つのシーリングライトを設置しますが、ダクトレールを使うと規格の合うものであれば、数や種類も好みに合わせて自由にライトを変えられます。
タスク・アンビエント照明と呼ばれ、一つひとつの向きや明るさの量を調整できるので、おしゃれにいせたい場合におすすめです。また、年齢を重ねるごとに部屋が暗く感じてくるといった状況にも活用できます。
住宅に直接設置しようとすると既存のものを変えたり、配線をかえたりしなければならず、5~10万ほどかかります。性能によっても異なりますが、後付けのダクトレールであれば5,000円前後で購入できるので、手軽に設置できます。
ダクトレールを取り付ける際の注意点
ダクトレールは配線器具なので、照明器具は別途揃える必要があります。また、レールの規格を確認しないと、規格違いの器具だった場合はまらないので注意が必要です。
ダクトレールを取り付ける際は、部屋の広さや天井高に適したレールを選びましょう。使用する家具の配置やバランスなどを検討したうえでレールの長さを選ぶと、室内をすっきりとした印象に見せられるでしょう。
コンセントに差し込むだけでスマートプラグ
スマートプラグは、インターネットに家電製品を接続し、スマートフォンやタブレットから消費電力を確認できるアイテムです。下記の項目からスマートプラグについて詳しく紹介します。
スマートフォンアプリで家電の消費電力を確認
スマートプラグは、本体にコンセントがついていて家電のプラグを差し込めるようになっています。家電とつながった状態でスマートプラグを住宅のコンセントに差し込むことで、家電の消費電力がわかるようになります。
専用のアプリから使用時間や消費しているkWhを確認できるので、どの家電にどれくらいお金がかかっているかの現状把握ができます。
意外と電気を使う家電やつけっぱなしにしていたことに気づかなかった家電などもわかるうえ、消費電力をモニタリングしてくれるので無駄な消費電力の削減や節電意識の向上につながります。2,000円前後で購入できるものもあり、費用対効果の高いアイテムでおすすめです。
スマートプラグを使用する際の注意点
スマートプラグを選ぶ際は、スマートプラグと自宅の家電に互換性があるかどうかをチェックしましょう。
また、PCや外付けのハードディスクは電源が落ちるとデータが破損するおそれがあります。そのため、バッテリーが付属したデバイス以外をスマートプラグに接続しないよう注意しましょう。
温度と湿度の両方を測定できるデジタル温湿度計
温湿度は住まいの快適性に直結する大事な要素です。上記のスマートプラグとあわせて使うことで、省エネ性能と快適性の両方を評価できます。ここからは、湿度と温度の両方をチェックできるデジタル温湿度計を紹介します。
室内の温度と湿度を記録してアプリで確認可能
アプリと連動している製品であれば室内に置くだけで、温度と湿度の両方を記録してくれます。コンパクトなデザインが多く、場所を選ばず好きなところに設置できるでしょう。
また、アプリで記録されたデータの確認ができるので、住宅の各部屋に設置すれば家全体の温湿度が可視化できます。状況によって換気をしたり、エアコンをつけたりすることで快適な空間を作れるうえ、カビの防止にもつながります。
逆に、エアコンなどをつけすぎていて温度が下がりすぎている、また上がりすぎているといった場合も、アプリで確認することで無駄なエネルギー消費を抑えることが可能になります。
デジタル温湿度計を使用する際の注意点
デジタル温湿度計を使用する際は、精度の高さをチェックしましょう。採用されているセンサーによって温湿度計の精度が左右されやすいため、高精度のセンサーを搭載したモデルがおすすめです。具体的には、温度は±1℃以下、湿度は±5%以下が目安とされています。
住宅設備には機能性を高めるものもあれば、かえって低くしてしまうものもあります。こちらの記事では、プロがおすすめしない無駄な設備について解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
日々の暮らしを快適にするためには、収納を工夫することが大切です。リビングやキッチン、寝室など普段よく使用する空間では、収納ボックスやハンガーラックなどを積極的に活用しましょう。
また、室内干しには壁付けタイプや吊り金具などを使用すれば、使用しないときの収納スペースが不要なうえに、部屋の雰囲気を壊さずに取り付けられます。使い方次第で、設置を検討している場合は、耐荷重やサイズ、デザインをよく考えたうえで購入しましょう。
注文住宅の設備等でお悩みの方は、平松建築にぜひご相談ください。お客様の生活スタイルやライフプラン、その他ご要望などをしっかりとお伺いし、適切なご提案をさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。