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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2025/02/19

平屋間取り成功例!WB工法の魅力を活かした住宅をご紹介

平屋間取り成功例!WB工法の魅力を活かした住宅をご紹介 アイチャッチ

平屋間取りの成功例として、WB工法を採用した28坪の家があります。とくに注目すべきは、自然換気システムを取り入れ、家事効率を考えたレイアウトです。このような工夫を取り入れることで、住む人が快適に過ごせる空間が実現されています。

 

【この記事で分かること】

・平屋の間取りの成功例
・エリアごとに工夫したポイント
・WB工法のすごいところ

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

住まいづくりで大切なのは、快適な空気や温度の管理です。WB工法や耐久性の高い建材を使うことで、より快適な住まいが実現できます。しかし、実際にどのような住まいになるのかイメージしにくいという方も多いでしょう。

この記事では、最新の住宅技術を取り入れた平屋の成功例を紹介します。具体的な事例をつうじて、日々の暮らしをより豊かにする住宅の特徴や魅力を解説するので、これからの住まいづくりの参考にしてください。

 

 

平屋間取りの成功例

近年、平屋建ての住宅が多くの人に注目されています。今回は、28坪の広すぎず狭すぎない居住空間に、40年保証付きの太陽光発電システム(10kW)を搭載した家の魅力をご紹介します。

とくに注目すべき点は、外壁に耐久性の高い「ガルバリウム鋼板」を使用し、湿気対策と空気環境を最適化するWB工法を採用しているところです。快適な暮らしと環境への配慮を両立させた住宅となっています。

 

外観

この平屋の外観で注目すべきポイントは、屋根の上部と外壁の下部に設置された通気口です。この通気口は、湿気や化学物質、臭いを外に逃がす役割を果たし、外気の温度を感知して自動的に開閉します。そのため、室内の空気を効率的に入れ替え、エネルギー消費を減らせます。

外壁には、耐久性に優れた「ガルバリウム鋼板」を使用しています。この素材は、長期間美しい外観を保ち、サビにくいためメンテナンスの頻度を抑えられます。また、縦が通気層になっているため、湿気や雨が外壁裏に回った場合でもすぐに乾燥し、家の劣化を防ぐことが可能です。

さらに、パッシブデザインを採用している点も特徴です。パッシブデザインとは、自然エネルギーを効果的に活用し、快適な住空間を実現できる設計のことです。

太陽の動きをシミュレーションし、季節や時間帯ごとの日差しの変化に対応した設計がされています。大きな窓と庇を効果的に使い、冬は暖かい日差しを取り入れ、夏は強い日差しを遮ることで、快適に過ごせるようになっています。

このように、自然換気システムとパッシブデザインを組み合わせることで、エネルギー消費を抑えながら快適な住まいを実現しています。

 

玄関まわり

使い勝手を重視した玄関まわりの設計で、まず注目したいのは豊富な収納スペースです。広々としたシューズクローゼットとファミリークローゼットが設置されており、収納力が抜群です。来客の際に視線が気になる場合は、ロールスクリーンやのれんで簡単に目隠しできます。

玄関を入ってすぐの場所にキッチンが配置されていますが、扉で隠せる設計となっています。買い物帰りの荷物をすぐにキッチンに運べるため、毎日の家事の負担を軽減できるでしょう。

また、玄関から洗濯エリアへの動線も効率的に設計されています。帰宅後、すぐに洗面所で手を洗い、脱いだ衣類はそのまま洗濯機に入れられます。脱衣所には、ハンガーラックが設置されており、洗濯から乾燥、収納まで一連の作業がスムーズに行えます。

WB工法を採用しているため、お風呂や洗面所の湿気によるカビの心配はありません。このように、家事動線と湿気対策の両方に配慮した快適な空間が実現できるでしょう。

 

温湿度

この住宅の大きな特徴のひとつは、エネルギー効率と快適性を両立させた温湿度管理です。生活や調理、入浴などから自然に発生する湿気を考慮し、室内の湿度は常に室内湿度を50〜60%という快適な範囲に保つよう設計されています。

また、WB工法を採用することで、換気扇を使わなくても効率的に空気を入れ替えることができます。この特許技術により、室内の空気は常にクリーンに保たれ、エアコンを弱めに運転するだけで、心地よい温度と湿度を実現できる点が魅力です。

さらに、内装材にも工夫が施されています。一般的なビニールクロスは湿気を通しにくいため、使用を最小限に抑え、代わりに調湿機能に優れた紙クロスを採用しています。

これにより、壁から自然に湿気を調整し、カビの発生を防ぎながら、余分な電気代をかけずに快適な空間を保てます。

 

冷蔵庫

冷蔵庫のコンセントは、使いやすさを考慮して高い場所に2つ設置されています。通常は右側のコンセントを使用して冷蔵庫を稼働させます。万が一の停電時には、事前に設置された太陽光発電システムが自立運転モードに切り替わり、左側のコンセントから電力を供給する仕組みになっています。

これより、停電が発生しても冷蔵庫の電力供給が途切れず、冷蔵庫を通常通り使用できます。

とくに夏場など、高温多湿の季節では冷蔵庫内の食料が腐る危険性が高まるため、停電が発生すると非常に困る状況になりがちです。しかし、停電時にも冷蔵庫を継続的に使用できるため、食料の無駄を防げます。

非常時の電力確保を考えた設計は、住んでいる人々の安全を守り、普段の生活において安心感を与える重要なポイントです。

 

キッチン

ステンレス製のキッチンは、サビや熱、衝撃に強く、長期間使用できる設計がされています。日々の清掃も簡単で、美しさを保ちやすいのが特徴です。

シンクは従来の設計を見直し、排水口を手前に配置することで、さらに使いやすくなっています。また、傾斜設計と周りに溝を設けることで、水がスムーズに流れ、食器洗いの際の水はねも抑えられます。

また、家事の効率化を考慮し、高性能食洗機(Miele)を標準装備しています。標準装備で引き出し部分に設置されているため、キッチンのスペースを圧迫する心配がありません。

国産モデルよりも大容量で作られているため、一度に一日分の食器や調理器具をまとめて洗浄できるのがメリットです。さらに、ミキサーなどのキッチン家電専用のコンセントも設置されるなど、使い勝手のよい工夫がされています。

 

リビング

リビングには、耐久性に優れた「ウォールナット材」が使用されています。ウォールナット材は硬質で傷がつきにくく、長期間の使用にも耐えられるため、非常に高い耐久性を誇ります。

深みのある色合いと美しい木目は、空間に落ち着きと洗練された印象を与え、リビングをおしゃれな雰囲気に仕上げてくれます。さらに、ウォールナット材には自然な調湿効果もあり、快適な室内環境を維持するのにも役立ちます。

また、ペットとの暮らしにも配慮している点が特徴です。リビングの壁には猫用の通り道を確保し、上部には移動用の梁を設置しています。これにより、猫たちが自由に行き来できる立体的な空間が生まれています。

天井近くに設けられたロフトスペースや梁は、猫たちの格好の遊び場となり、家族がその姿をソファに座りながら眺めて楽しめる工夫も施されているため、人とペットがともに心地よく過ごせるでしょう。

 

2階

外観からは平屋に見えるこの住宅ですが、屋根部分に6畳程度の2階スペースがあります。このスペースは、子どもたちの遊び場や収納スペース、ゲストルームとしても活用できる多目的な空間となっています。

とくに注目すべきは、空調システムの効率的な設計です。暖かい空気は上へ行き、冷たい空気は下へ行くという空気の自然な性質を活かし、エアコンの配置を工夫しています。冬は1階のエアコン、夏は2階のエアコンを主に使用することで、家全体を快適な温度に調整できます。

1台が故障した場合でも、もう1台で代用できる点もメリットです。換気によるエネルギーロスを防ぎながら、メンテナンスコストも抑える工夫が施されています。

 

 

WB工法のここがすごい!

WB工法は、湿気対策と空気環境を最適化するために特化した工法として注目されています。ここでは、WB工法の具体的な特徴を紹介します。

 

湿度と空気の管理

WB工法における湿度と空気の管理システムは、従来の住宅設計の常識を覆す革新的な仕組みです。屋根上部と壁下部に設置された通気口は、外気の温度を自動的に感知して開閉を行います。

そのため、夏場は室温が上昇すると通気口が開いて通気性を確保し、冬場は気温が下がると通気口が閉まって保温性を高めるという仕組みとなっています。

とくに注目すべき点は、室内の壁に設けられた2層の通気層です。二重構造の間を空気が循環することで、室内を快適な温度で包み込むように設計されています。この仕組みにより、換気システムに頼らず、自然の換気だけで室内の空気を外気に近い品質に保てます。

また、一般的な新築住宅では独特の臭いがすると感じる方も多いでしょう。この臭いは、化学物質由来であり、室内で長時間吸い込むことは健康によくないとされています。しかし、WB工法では、優れた換気設計により、木材が放つ自然な香りだけが室内に残せます。

これにより、化学的な臭いを感じることなく、自然素材の持つ心地よい香りを楽しめるでしょう。

 

断熱性と保温性

前述のとおり、WB工法での屋根上部と壁下部に設置された通気口は、外気の温度を自動的に感知して開閉を行います。そのため、通気口が開けっ放しになって、外部の温度に影響されるといった心配がありません。

さらに、空調システムの効率も大幅に向上します。エアコン1台を控えめに運転するだけで、家全体の温度と湿度を快適なレベルに保つことが可能です。これにより、エネルギー消費を避け、電気代の節約にもつながります。

加えて、換気システムの過度な導入が不要なため、メンテナンスの頻度やコストも抑えられるため、長期的に見ても経済的です。 

こちらの記事では、一軒家が狙われやすい理由について解説しています。おすすめの防犯対策5選も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

 

 

まとめ

快適な住まいを作るためには、間取りだけでなく、空気環境や温度管理、湿度対策など、さまざまな要素を考慮することが大切です。WB工法は、外気温に応じて通気口を自動調整し、湿度と温度を快適に保つ革新的な設計です。

WB工法は、家全体を心地よい空気で包み込むことができ、快適な住環境を提供します。室内の空気を清潔に保ちながら、エネルギー効率を高め、ランニングコストを抑えられるため、環境にも優しい設計となっています。

WB工法を取り入れることで、快適な生活空間が実現され、家族全員が心地よく過ごせる家づくりができるでしょう。

平松建築では、こうした技術と工夫を組み合わせることで、住む人の生活スタイルに寄り添った快適な住空間を提案しています。家づくりでお悩みの方は、平松建築へお気軽にご相談ください。

 

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