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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2025/02/19

注文住宅でコストダウン!実はいらなかった無駄設備10選

注文住宅でコストダウン!実はいらなかった無駄設備10選 アイチャッチ

注文住宅でコストダウンを図るには、無駄な設備を省くことが大切です。従来、当たり前だった設備もつけてみると不要に感じるケースも少なくありません。本記事では、無駄になりがちな設備を10種類解説します。

 

【この記事で分かること】

・注文住宅でコストダウンするポイント
・注文住宅で省いたほうがよい設備
・無駄な設備の解決策

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

注文住宅で家づくりを進めたけれど、実際生活してみると不要に感じる設備が多く後悔したという話を耳にします。こうした無駄な設備は住宅の快適性を損ねるだけでなく、余分な費用がかかることにつながりかねません。コストダウンを図るには、本当に必要な設備か検討して選ぶ必要があります。

本記事では、注文住宅を建てる際に避けたい無駄設備10選を解説します。できるだけ余分なコストを抑えて家を建てたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

注文住宅でコストダウン可能な無駄設備|水回り編

浴室や洗濯機周辺などの水回りには、以外と無駄な設備が多くあります。こうした設備を見直すと初期費用のコストダウンが可能です。ここでは水回りで無駄な設備を3つ解説します。

 

洗濯パン

洗濯パンとは、洗濯機の下部に設置するプラスチック製の台座です。「防水パン」とも呼ばれ、万が一、洗濯機の排水ホースから水漏れをした際に床を守るために用いられます。賃貸住宅などでも見られる設備です。

洗濯パンの大きなデメリットは、掃除がしにくい点です。洗濯機を移動させる必要があるため、設置して以来掃除をしたことがないというケースも少なくありません。また、水が漏れた場合も完全にカバーしきれないため、導入してもほとんど意味がないでしょう。床を守るには、接続部分をしっかりつなぐことが大切です。

洗濯機を設置する際は、移動式の洗濯台が役立ちます。通販サイトで3,000〜4,000円程度のリーズナブルな価格で購入できるほか、設置の手間や費用を考えると一般的な洗濯パンよりも4,000〜5,000円ほどのコストダウンを図ることが可能です。さらに、キャスターが備わっているため、掃除も楽になります。

 

浴室の窓と浴室乾燥機

浴室に窓を設置すると、壁にくぼみができて複雑に入り組むため、掃除に手間がかかります。ホコリやカビがたまる原因になるため、不衛生になりやすい点もデメリットといえるでしょう。

また、窓が増える分、断熱性も下がってしまいます。樹脂フレームの断熱性能が高いい窓も増えていますが、壁と比べると熱が逃げやすく、光熱費が嵩みます。

こうした掃除の手間や断熱性能を考えると、窓をなくしたほうが賢明です。湿気については、以下のような運用方法で対策できます。

・換気扇を活用する
・掃除をする
・扉をあけて湿気を逃す

そのほか、浴室乾燥機も無駄になりやすい設備のひとつです。浴室乾燥機はエアコンよりもエネルギーの消費量が多いためです。

そのため、浴室乾燥機をつけるよりも、家の断熱性能を高めたほうが効果的です。断熱性能が上がれば、湿度や室温をコントロール可能になり、部屋干しでも乾きやすくなります。

浴室乾燥機の場合は、浴室の面積(1坪程度)のみが洗濯物を干すスペースになりますが、性能の高い家であれば場所を問わず干せる点もメリットです。浴室乾燥機よりも断熱性能向上を目指して費用をかけたほうがコストパフォーマンスも上がります。

 

お風呂場の引き戸

お風呂場に引き戸を設置すると、レール部分にゴミが溜まりやすくなります。とくに、お風呂場の近くに洗濯機を設置している場合、作業がしにくく、掃除も面倒に感じることもあるでしょう。

掃除の手間を考えると、レールのない開き戸がおすすめです。引き戸に比べて初期費用が5〜10万円程度安くなるため、コストダウンにつながる点もメリットといえます。

ただし、洗い場に人がいる場合、開き戸だと開けにくくなるため注意が必要です。高齢者と暮らす家庭では、介護サポートの利便性を踏まえて引き戸が適しているケースもあるでしょう。お風呂場の引き戸については、ライフスタイルを踏まえて検討することが重要です。

 

 

コストダウン可能な無駄設備|収納編

収納も設備を見直すとコストダウンにつながる箇所です。ここでは2つの収納について解説します。

 

大きな収納

収納は大きいほうがよいと考えがちですが、実は使い勝手が悪く、無駄になる可能性があります。用途や生活動線を無視して1箇所に大きな収納を作ると、家事効率が下がってしまうためです。収納は、家事動線を踏まえたうえで、適したサイズ・位置など検討する必要があります。

また、全体のうち収納に割ける予算は限られます。1箇所につぎ込んでしまうと、本来必要な収納スペースが作れなくなったり、予算オーバーになったりするケースも考えられるでしょう。予算内で収めるためにも、具体的に暮らしをイメージしてから収納スペースを検討することが大切です。

 

天井裏収納

天井裏収納は、屋根と天井の間にあるデッドスペースを活用した収納です。便利に感じますが、折りたたみ式の階段で登る必要があり、手間がかかるため、使わなくなるケースも少なくありません。初期費用を踏まえると、本当に作るべきか検討すべき収納といえます。

天井裏収納を作るのであれば、大屋根タイプがおすすめです。大屋根とは、1階と2階の両方に屋根をかける仕様です。この屋根の勾配の高い部分を利用すると、利便性のよい収納スペースを確保できます。通常の階段から上がれるためアクセスもよく、初期費用削減も可能です。

 

 

コストダウン可能な無駄設備|その他

水回りや収納以外にもコストダウン可能な設備は多数あります。意外と見落としている箇所もあるため、住宅を建てる前にしっかりと確認しておきましょう。

 

使わない回遊動線

回遊動線とは、行き止まりをなくしてぐるりと回れる動線です。たとえば、玄関横につけるシューズクロークが挙げられます。帰宅後に、シューズクロークに靴を入れて、そのままリビングに入る流れをイメージして作られる設備です。

しかし、結局玄関に靴を置いて上がってしまい、シューズクロークは使わないというケースも少なくありません。また、回遊動線を確保するために、収納や生活スペースが狭くなる可能性もあるでしょう。結果的に、コストだけかかって本来必要なスペースを削る結果になりかねません。

重要なのは「本当に使われる(使い勝手のいい)動線」を作ることです。回遊動線を作るのであれば、できるだけ短くする必要があります。動線が短いと家事が楽になり、初期費用の削減も可能です。

 

吹き抜け

吹き抜けとは、1階の天井を作らず2階とつなげたスペースです。開放感を感じられる設備ですが、天井を作った場合と同様のコストがかかります。2階の床をなくすことになり、作業時に足場を組む必要があるためです。

全館冷暖房を導入した場合、吹き抜けがあると調整された空気を効率的に回せます。しかし、吹き抜けを作る際に高額なコストがかかることを考えれば、天井を作って上下階にエアコンを設置したほうがコストパフォーマンスの面でも得策です。

ただし、立地条件によっては1階に陽の光が入りにくいケースもあります。こうした場合は、吹き抜けを作って2階から入る光を1階に届ける方法を活用するのもよいでしょう。吹き抜けの有無を検討する際は、何を重視するかをイメージすることが大切です。

 

位置を考慮されていない窓

窓を設置する際は、太陽の動きを踏まえて検討することが大切です。位置を考慮せずに窓を設置すると、光熱費が上がります。

たとえば、夏は建物の東面と西面に陽の光が多く当たります。そのため、東面と西面に大きな窓があると屋内が熱くなり、エアコンをフルに活用しなければなりません。一方で、冬に陽の光が当たる方角は南面です。南に大きな窓を作ることで、暖房効率向上につながります。

こうした特徴を踏まえると、以下のような窓の配置であれば、光熱費削減が可能です。

東と西:小さい窓
南:大きな窓

設計前に、太陽の動きをシミュレーションして、より効果的な位置を検討しましょう。

こちらの記事では、窓選びで後悔する前に確認すべきポイントを解説しています。窓の種類や、断熱性能と体感温度の違いも紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

 

玄関

玄関にも、無駄になりやすい設備が複数あります。ここでは3つの設備を解説します。

 

スロープ

スロープは、玄関スペースの大部分を確保する必要があり、コストもかかります。若いうちから老後のためにこうした準備をする方もいますが、無駄になる可能性があるため注意しましょう。いざスロープが必要になった場合も、昇降設備で対応する手段もあります。

初期費用のコストダウンを図るためには、スロープを作らなくてもよいでしょう。スロープを作る際は、状況と予算に合わせて検討することが大切です。

 

引き違い戸

引き違い戸とは、左右の両方から開けられるドアです。実際に使ってみると、片側のドアしか使わないケースが多いため、無駄になります。玄関の面積が広くなり、熱が逃げやすくなる点もデメリットです。

加えて、ドアを2枚分設置する必要があり、単純に初期費用も上がります。利便性やコストを考えると、引き違い戸は避けたほうがよいでしょう。

 

余分な広さ

玄関スペースを広くすると、それだけ面積が必要になります。その結果、ほかの部屋に面積を使えなくなり、より必要なスペースが狭くなる可能性もあるでしょう。

また、大きな玄関を作るのであれば、予算も必要になります。玄関の仕様を検討する際は、全体の予算を踏まえて、どの程度玄関に充てるのかをイメージしなければなりません。

たとえば、玄関よりもリビングや寝室を広くしたいと考える場合は、予算配分を調整する必要があります。自分の価値観を踏まえたうえで、最適な間取りを検討しましょう。

 

廊下

廊下は、基本的に通過するだけのスペースなので無駄になりやすい設備です。コストパフォーマンスを上げるなら、多様な用途を混ぜて工夫する必要があります。たとえば、カウンターや本棚をつけると、ワークスペースや学習スペースとして活用可能です。

また、廊下をなくして部屋を広くする考え方もあります。また、広いホールを設けて、そこから各部屋にアクセスできるようにすると、廊下がなくても問題ありません。ただし、音が透過しやすいため、プライバシーが確保しづらい点はデメリットといえます。

二世帯住宅やお客様用の部屋を作るなど、静かな環境を求める場合は廊下があったほうがよいですが、コストパフォーマンスを考えるなら廊下をなくす方法もおすすめです。

 

まとめ

住宅のなかには、浴室や収納、廊下、玄関などに、意外と無駄な設備が多数あります。注文住宅でコストダウンを図るためには、普段の生活をイメージしたうえで、本当に必要な設備を導入することが大切です。

家のつくりには、一つひとつ意味があります。快適性だけでなくコストも変化するため、しっかりと提案できる住宅会社を選ぶことが大切です。

平松建築では、お客様のライフスタイルや予算、ご要望をお伺いしたうえで、最適なプランをご提案させていただいています。注文住宅の設備にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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