職人社長の家づくり工務店
2025/02/19
空き巣が嫌がる家ランキングTOP5!〇〇がある家はかなりやばい?

空き巣が嫌がる家の特徴をランキング形式で紹介します。空き巣に狙われない家にするには、高い塀を作らないことや窓を減らすことが効果的です。洗濯物の干し方や郵便物の回収頻度など、空き巣を遠ざける方法についても深堀りしています。
【この記事で分かること】
・空き巣が嫌がるのはどんな家?
・コストを下げながら防犯性を高める方法
・空き巣が嫌がる家にするポイント
【動画で確認したい人はこちら】
こんにちは!平松建築株式会社です。
私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!
空き巣は、家が留守のときを狙って侵入し、金品を盗む犯罪です。昔から多くの被害が報告されており、証拠が残りにくいこともあり、解決が難しい犯罪とされています。
本記事では、空き巣が嫌がる家の特徴をランキング形式で解説します。また、費用を抑えながら防犯性を高める方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
空き巣が嫌がる家ランキング
空き巣被害を防ぐためには、防犯性の高い家づくりが重要です。しかし、防犯はただお金をかければいいというものではありません。
お金をかけずに防犯性をあげることができたらベストといえます。「防犯対策を強化したいが、コストを抑えたい」という方のために、低コストで実践できる防犯対策をランキング形式でご紹介します。
第5位:防犯砂利
まず第5位は「防犯砂利」になります。防犯砂利は、歩くと大きな音が鳴るため、不審者の侵入を防ぐ効果があります。空き巣は目立つことを嫌うため、足音が響く環境は避けたがる傾向があります。
とくに、家の周囲に防犯砂利を敷くことで、侵入を抑止する効果が期待できるでしょう。一般的には、外構工事の際に砂利を敷くことが多いため、防犯砂利の設置が特別なコスト増になるわけではありません。
かつては「犬走り」と呼ばれる、舗装された通路が住宅の周囲に設けられることがありましたが、これは施工費用がかかるうえ、泥棒が静かに移動しやすくなるというデメリットがありました。
そのため、犬走りを取りやめ、防犯砂利に変更することで、コストを抑えながら防犯性を向上させることが可能です。現在犬走りがある家は、こうしたリスクがあることをしっかりと把握しつつ防犯対策を講じましょう。
実際に、防犯砂利が不審者の侵入を未然に防いだ例もあります。これは私、平松の体験談ですが「夜中の1時ぐらいに、アパートの敷地に不審な人物が入ってきたが、防犯砂利の音で気づいた」というケースがあるのです。
結果として、そのときの被害は何もありませんでしたが、確かに恐怖を感じた出来事でした。
第4位:人感センサーライト
第4位は、人感センサーライトです。建物の外周部や死角になりやすい場所、不審者が侵入しそうな場所に設置し、人の気配を感知して自動的に点灯するようにすると効果的です。
空き巣は目立つことを嫌うため、夜間に侵入しようとした際にセンサーライトで照らされると、犯行を断念する可能性が高くなります。突然明るくなることで周囲の注意を引きやすくなり、不審者に対して心理的な圧力をかけることもできます。
また、人感センサーライトは防犯目的だけでなく、日常生活でも役立ちます。たとえば、夜間に外出・帰宅した際、暗闇の中でスイッチを探す必要がなく自動で照明がつくため、利便性を高められるというメリットもあるのです。
このように、日常の使いやすさと防犯性を両立させることで、コストを抑えながら住まいの安全性を高める工夫もあります。
第3位:防犯カメラとインターホン
第3位は、防犯カメラとインターホンです。防犯カメラは高価なイメージを持たれがちですが、近年では技術の進歩により、比較的手頃な価格で購入できるようになりました。
たとえば、Amazonなどのオンラインショップでは1万円前後で購入可能な製品もあり、一般家庭でも導入しやすくなっています。とくに、最新の防犯カメラは、太陽光パネルと一体化した電源不要のタイプや、Wi-Fi機能を備えたものが登場しているのもポイントでしょう。
従来のカメラは、本体に録画データを保存するため、カメラが破壊された際に記録が消失するリスクがありました。しかし、Wi-Fi対応のカメラであれば、クラウドにデータを自動保存できるため、破壊されても証拠が失われる心配がありません。
また、インターホンも防犯対策として非常に有効です。とくに、カメラ付きインターホンを設置することで訪問者の顔を録画し、不審者の特定につながる可能性があります。こちらも、クラウド保存対応のインターホンを選ぶことで、破損による録画データ消去のリスクを抑えることができます。
第2位:高い塀を避ける
第2位は、高い塀を設けないことです。一般的に、高い塀は侵入を防ぐために有効だと考えられがちですが、実際には逆効果となる場合があります。
空き巣が一度敷地内に入ってしまうと、高い塀が視線を遮るため、周囲から姿が見えにくくなり、犯行がしやすい環境になってしまいます。空き巣は人目につくことを嫌うため、外部からの視線を遮る高い塀は、かえって彼らにとって都合のよい環境を作り出してしまうのです。
そのため、塀を設置する場合は、適度な高さに抑えるか、フェンスや生垣を活用することで視認性とプライバシーを同時に確保することが重要です。周囲からの視線があることで、空き巣は侵入しづらくなり、犯罪の抑止につながります。
第1位:窓を減らす
第1位は、窓の数を減らすことです。空き巣の多くは窓を狙って侵入するため、窓の数を減らしたり、小さくしたりすることで、防犯性を大幅に向上させることができます。不要な場所に窓を設けないことが、侵入のリスクを下げる重要な対策となります。
また、窓の数を減らすことは、建築コストの削減にもつながります。窓が多いと、それだけ設置費用がかかるだけでなく、施錠の管理が必要になり、防犯上のリスクも増加します。とくに、人目につきにくい場所に設置された窓は、空き巣の侵入経路となりやすいため、慎重に配置を検討することが大切です。
かつて、泥棒専門の刑事さんの家を建てた際に「できるだけ勝手口は設置しないほうがよい」とアドバイスをいただいたことがあります。勝手口は施錠を忘れやすく、通風窓の鍵の締め忘れなどが原因で、不正に開けられてしまうことが多いからです。
たとえ鍵をかけていても、ドアの構造によっては、外部から手を入れて簡単に解錠される可能性があります。そのため、防犯対策の観点から、勝手口を設けない選択も検討するべきでしょう。
空き巣が嫌がる家にするポイント
空き巣は、下見を行って侵入しやすい家を選びます。つまり、毎日の習慣のなかに少しの工夫を施すだけでも、空き巣の被害を受けないようにできるといえます。
ここでは、空き巣が嫌がる家にするためのポイントを7つ紹介します。
玄関と窓の防犯性を高める
空き巣は玄関や窓から侵入することが多いため、これらの防犯性を高めることが重要です。また、空き巣は侵入に時間がかかりそうな家を嫌います。侵入に時間がかかると、発見されたり通報されたりするリスクが高まるためです。
具体的には、玄関の鍵を頑丈なものにする、補助錠を取り付ける、といった方法が効果的です。窓には防犯フィルムを貼るほか、面格子を取り付けたりなどの対策をしてみましょう。
洗濯物は家にいるときに干す
外出するときは、洗濯物の干し方に注意しましょう。干したままの洗濯物があると、空き巣に留守を悟られる原因になってしまいます。雨が降ったのに洗濯物がそのままだったり、夜遅くまで洗濯物が干してあったりすると、空き巣に「この家は留守かもしれない」と思わせてしまいます。
また、洗濯物の種類や量から、家族構成や帰宅の時間を予測されてしまう可能性があります。長時間家を空ける場合や、雨が降りそうな天候の場合には、部屋干しにするなどの対策を行いましょう。
郵便物をこまめに回収する
郵便物は、毎日こまめにチェックし回収しましょう。郵便物がポストからあふれている家は、空き巣にとって格好のターゲットです。「この家は長期間留守にしている」と思われて、侵入を招く可能性があります。
そのため、普段から郵便物はこまめに回収する必要があります。長期不在にする場合は、郵便局の一時預かりや転送サービスを利用するのもおすすめです。
周囲に不審な点がないか確認する
玄関や郵便ポストに見覚えのない記号やシールが貼られていたら要注意です。空き巣が下見の際につけた「マーキング」かもしれません。
空き巣は、侵入しやすい家を見つけるために下見を行います。このとき、家族構成や不在の時間帯といった情報を仲間内で共有するため、目印を残すのです。
数字やアルファベット、記号など、さまざまなマーキングがあります。不審な印を見つけたらすぐに消すようにしましょう。素早く対応することで、空き巣に「この家は警戒しているぞ」とアピールできます。
近所付き合いを大切にする
空き巣は、近所同士のつながりが強く、井戸端会議が多い地域を避ける傾向があります。近隣住民との交流が多くなれば、近所の人たちが互いに顔見知りとなります。近隣の家族構成などにも詳しくなり、不審な人物がいればすぐに気づけるでしょう。
見たことのない人物がいれば、違和感にいち早く気づき、声かけをすることで空き巣を追い払うことができます。近所の人と積極的に交流することは、防犯対策として非常に有効なのです。ぜひ、積極的に近隣住民とコミュニケーションを取るよう心がけましょう。
犬を飼う
空き巣が嫌がる家にする方法に「犬を飼う」があります。犬は不審な人物が近づくと吠えるため、空き巣にとって大きな抑止力となります。犬の吠え声は近隣に聞こえやすく、目立ってしまうため、侵入をあきらめざるを得なくなるのです。
犬がいるだけで空き巣は侵入をあきらめることも多数ですが、おとなしい性格の犬だと吠えないこともあります。その場合は、ほかの防犯対策と組み合わせることで効果が高まるでしょう。
ホームセキュリティに入る
ホームセキュリティは、警備会社が24時間体制で住まいを見守ってくれるサービスです。空き巣が侵入した場合でも、センサーが異常を感知し、警備員がすぐに駆けつけてくれます。警備会社によっては、警察への通報も行ってくれます。
また、ホームセキュリティを導入していることを示すステッカーを玄関などに貼ることで、空き巣被害の抑止にも効果が高まります。リスクを最小限にしたい空き巣にとっては、侵入を断念する大きな要素になるのです。
こちらの記事でも、さらに戸建住宅向けの防犯対策を紹介しています。今回の記事では紹介しきれなかったシャッターや防犯ガラスなども取り上げていますので、せひご覧ください。
まとめ
防犯対策は、家や財産を守るだけでなく、精神的な安心にもつながります。万が一、不審者が敷地内に侵入した場合、実害がなかったとしても不安を感じる方が多いでしょう。特に、お子様がいるご家庭では、安全な環境を確保することがより重要になります。
そのため、コストを抑えながらも高い防犯性を備えた住まいを実現することが理想的です。本記事でご紹介した防犯対策を参考に、安心して暮らせる住環境を整えていただければ幸いです。
新築住宅の防犯対策について不安をお持ちの方は、ぜひ平松建築にご相談ください。防犯性を考慮した家づくりのポイントを押さえながら、お客様に最適なプランをご提案いたします。
平松建築では「家づくりは人生づくり!」をモットーに、長期的なトータルコストをしっかりと考慮した家づくりと真摯に向き合っています。ご要望を丁寧にヒアリングし、わかりやすくご説明いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。