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スタッフブログ

職人社長の家づくり工務店

2025/02/19

プロが語る電磁波対策!家に置いてあると危険なものとは

プロが語る電磁波対策!家に置いてあると危険なものとは アイチャッチ

電磁波対策を家で行うには、アース付きコンセントを使用する、充電しながらスマートフォンを触らないことなどが効果的です。電磁波は身体に悪影響があると医療機関でも認められ始めており、高血圧やアトピーなどの原因といわれています。

 

【この記事で分かること】

・そもそも電磁波とは何か
・電磁波が身体に与える悪い影響
・住まいの電磁波対策

 

【動画で確認したい人はこちら】

 

こんにちは!平松建築株式会社です。

私たちは、浜松市、磐田市、袋井市、掛川市を中心に、高耐震・高耐久で圧倒的な空気環境を誇る、トータルコストでお得な家づくりをお手伝いしています。これらの地域で安心・快適な住まいをお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください!

今回は電磁波対策についてお話していきます。電磁波の影響は目に見えないため、ピンとこない方も多いでしょう。しかし海外では、電磁波へ対策が必要だという考え方は一般的なようです。現代社会では、冷蔵庫や洗濯機、パソコンやスマートフォンなど、電磁波を出す電化製品に囲まれて生活しているためです。

そこで本記事では、電磁波が身体に及ぼす影響について解説します。電磁波対策を適切に行えば、安全に暮らせる家づくりができます。いつまでも健康的に暮らすために、電磁波対策についてしっかりと知っておきましょう。

 

 

家の電磁波対策を講じる前に

電磁波は目に見えないため軽視しがちですが、血圧上昇、アトピーやアレルギーの原因となります。なかには、電磁波過敏症といった、そこにいるだけでつらさを感じるほどの症状になる方もいるため、身体に悪い影響を及ぼすものといえるでしょう。

そこで、電磁波とはなにか、そして電磁波が身体に及ぼす悪影響について解説します。電磁波で身体に悪い影響を与えないためにも、基本的な知識を把握しておきましょう。

 

電磁波とは

電磁波とは、電場と磁場の2つが合わさったものをいいます。電場は電気のある空間、磁場は磁気のある空間のことをさし、電場と地場が波のように空間を伝わっていく(伝播する)エネルギーが電磁波です。

電場は、電場測定器で測定した際にスウェーデン基準で25V/m以下となっています。しかし、日本では安全基準値3000V/m以下と、非常に緩い基準となっています。この基準の違いが、人体への悪影響を問題視しづらい原因ともいえます。

電場は、そのとき家電を使っているか・使ってないかは関係ありません。通電していて、電気が来ているかどうかが関係しています。

スマートフォンやタブレットの充電中は660V/m以上の電場があり、海外基準ではアウトです。スマートフォンを持ったまま自分の体を測定すると、50V/m前後の数値が出ます。持ったままはもちろん、近づくだけでも身体への影響があるのです。

電場は、空気や木なども伝播するため、木造住宅は電磁波の影響が大きいといえます。鉄骨やRCなどの鉄骨住宅の方が、より影響があるのではないかと考えられる方も多いですが、これらの住宅は地面まで鉄の構造が下りているため、家の構造自体がアースしてくれる(大地に電気が流れるようにする)ことから、電磁波の影響が比較的少ないといえます。

磁場は、距離を離すしか影響を避ける方法がありません。磁場が出る機器には、配電盤、蛍光灯、パワーコンディショナーなどがあり、これらは「生活するうえで長くいる場所から遠ざけること」が必要です。スウェーデンの安全基準は2.5mGですが、日本では5,000mGと、磁場に対する危機感にも大きな差があることがわかります。

 

 

電磁波の影響を受けやすい条件

電磁波の影響を受けやすい条件には、主に3つの要素があります。現代の生活では電気を使わずに過ごすことは難しいため、これらの条件を理解し、適切な対策を講じることが大切です。

 

距離

1つ目の要素は距離です。電磁波を多く発生させる製品であっても、距離が離れていれば影響は大きくありません。とくに、強い電磁波を放つ家電や電子機器を使用する際には、可能な限り距離を取ることで、影響を軽減できます。

 

時間

2つ目の要素は時間です。電磁波の強度が高くても、短時間であれば影響は少ないとされています。しかし、長時間にわたり電磁波を浴び続けると、身体への影響が大きくなる可能性があります。

とくに、睡眠中や勉強中など、長時間同じ場所で過ごす際は、電磁波の発生源との距離や配置を見直すことが重要です。

 

数字

3つ目の要素は数字です。電磁波の数値が高いほど、影響を受けやすくなるため、とくに高出力の機器を使用する場合は注意が必要です。

たとえば、電磁波が強い機器にはアース(接地)を行うことで数値を下げる方法があります。また、電磁波シールドを活用するなど、適切な対策を取ることで影響を軽減できます。

 

 

電磁波が身体に及ぼす悪影響

電磁波の影響として考えられるデメリットには、アトピーやアレルギーの原因となる可能性、睡眠の質の低下、精神的不安定などが挙げられます。

さらに、肩こりや血流の悪化などの症状が出るケースもあるとされています。ただし、これらの影響は個人差が大きく、一概にすべての人に当てはまるわけではありません。

かつて、化学物質過敏症は正式に認められていない症状とされていましたが、現在では少しずつ医療機関でも認識されるようになってきました。同様に、電磁波による健康被害についても、一部の医師の間でその影響が指摘され始めています。

とくに、海外では電磁波に対する規制が厳しいのに対し、日本では非常に基準が緩やかであるため、電磁波のリスクが軽視されがちであるとも考えられます。

自身が電磁波の影響を受けやすいかを確認する方法のひとつとして、自宅のブレーカーを落として1日過ごしてみるという方法があります。その際に、体調の変化があるかを観察することで、電磁波が影響している可能性を探ることができます。

 

家の電磁波対策

ここからは、家の電磁波対策について、以下の6つにわけて解説します。

 

アース付きコンセントを使用する

電磁波の影響を軽減する方法のひとつとして、アース付きコンセントを使用することが挙げられます。アース(接地)とは、電気回路や電気機器を大地(地面)に接続することで、余分な電流を逃がす役割を果たします。

とくに、3口コンセント(アース付きコンセント)を使用すると、電気機器から発生する磁場が地面に流れるため、電磁波の数値を低く抑えることが可能です。電磁波の影響を気にされる場合は、アース付きコンセントを設置することや、対応した電化製品を選ぶことが効果的な対策となります。

 

オールアースのシートを貼る

オールアースのシートは、オールアース住宅で使用される技術のひとつで、建物から発生する電磁波を伝導性のシートでカットする仕組みです。このシートを使用することで、電磁波をアースに流し、室内の電磁波環境を整えることができます。

オールアース住宅では、壁や床を貼る前に「導電性スパンボンド」と呼ばれる特殊なシートを施工し、電磁波を地面に逃がすアース処理を施します。これにより、壁の中にある配線から発生する電磁波や、室内の電波による影響を軽減できます。

現代の生活では、電化製品を減らすことは難しいため、利便性を維持しつつ、安全で快適な住環境を実現したい方には、オールアースのシートを導入することがおすすめです。

 

寝室の環境を改善する

寝室の環境を見直すことも、電磁波の影響を軽減するうえで重要なポイントです。とくに、スマートフォンを充電しながら寝る習慣は避けた方がよいでしょう。

充電中のスマートフォンは、600〜700V/mの電場を発生するとされており、これが長時間にわたると、睡眠の質に悪影響を与える可能性があります。とくに、頭の近くに置いて充電するのは、電磁波の影響を直接受けやすくなるため、できるだけ避けるべきです。

もし、寝ている間にスマートフォンを充電したい場合は、別の部屋で充電するか、ベッドの上ではなく、できるだけ身体から離れた場所(サイドテーブルや離れた棚など)に置くようにしましょう。こうすることで、電磁波の影響を軽減できます。

また、スマートフォンを寝室に持ち込まないようにすることで、睡眠の質が向上する可能性があります。とくに、電磁波に敏感な方は、一度スマートフォンの使用環境を見直し、寝室のコンセントを極力使わないように工夫するとよいでしょう。

 

電気カーペットの使用を控える

電磁波の影響を軽減するためには、電気カーペットの使用を控えることが効果的です。電気カーペットは、先ほど挙げた距離・時間・電磁波の強さ(数値)の3つの条件すべてに該当するため、電磁波の影響を受けやすいアイテムといえるでしょう。

電気カーペットは身体に直接触れるため距離が極めて近く、長時間使用することで電場の影響を受けやすくなるという特徴があります。そのため、使用後にだるさを感じる場合は、電磁波の影響が関係している可能性も考えられます。

また、新築住宅を建てる際には、電気式の床暖房にも注意が必要です。とくに、電気のフィルムを床材の下に施工するタイプの床暖房は、電気カーペットと同様に電磁波の影響を受けやすくなります。

加えて、電気式の床暖房は電気代が高額になりやすく、省エネの観点からもおすすめできません。

 

充電中のスマホやパソコンの使用を控える

スマートフォンやパソコンを充電中に使用しないことも、電磁波の影響を軽減するための重要なポイントです。先に寝室の環境改善について触れましたが、充電中の電子機器は電場の数値が高くなるため、使用中の影響も大きくなることが知られています。

充電中のスマートフォンやパソコンは、コンセントを通じて直接電圧がかかるため、電場の影響を強く受けます。そのため、充電しながら操作すると、電磁波を浴びる時間が長くなり、身体への影響が懸念されます。

対策としては、使用時にはコンセントから外す、またはポータブル充電器(モバイルバッテリー)を利用することで、電場の影響を軽減することが可能です。さらに、パソコンの場合はアースを取ることで、充電中の電磁波の影響を抑えることができます。

コンセントの配置を工夫し、充電中に近くで使用することを避ける環境を作るのも有効ですが、とにかく充電中には使わないようにすることが重要です。

 

素足で地面を歩く(アーシング)

アーシングとは、自然と直接触れ合い、地球とつながることで体内の余分な電場を放出する方法のひとつです。とくに、素足で大地に立つことで、体内に溜まった電場を自然に抜く効果が期待できます。

最も効果的なのは、湿った芝生や塩水を含んだ砂浜を歩くことです。とくに、海辺で波打ち際を素足で歩くことがおすすめです。身体に溜まった電場は、体調に影響を与える可能性があるため、なんとなく体調が優れないと感じるときには、海や砂浜を歩いてみるとよいでしょう。

一方で、プールはFRP(強化プラスチック)で絶縁されているため、アーシングの効果は期待できません。アーシングを行う際は、できるだけ自然の土や砂と直接触れることが大切です。そのため、最適なのは海水浴だといえます。

電磁波の影響を受けやすいかどうかを確認する指標としても、アーシングは有効です。現代の生活では、靴底のゴムによって地面と直接つながる機会が少なくなっています。そのため、意識的に素足で自然と触れ合う時間を作ることで、体調の変化を感じられるかもしれません。

こちらの記事では、家づくりのプロの妻が語る注文住宅の後悔ポイント10選を紹介しています。「これがとてもいいと思って取り入れたが、実際に建ててみると失敗だった」などのリアルな声をお届けします!

 

まとめ

古代ギリシャの医師ヒポクラテスの言葉に「自然から遠ざかると病気が近づく」というものがあります。自分が自然に近づくと病気が遠ざかり、自然が遠ざかると病気が近づくという考え方です。この思想は、現代においても重要であり、とくに電磁波の影響を考えるうえで参考になります。

便利な世の中にはなりましたが、急激に世の中の状況が変わり、電磁波を浴びる機会も増えました。しかし、いきなり電磁波に対応できる人間になるのは難しいため、自然に近い状態で暮らせるようにというバランスが大事といえるでしょう。

自然を体感しながら、住まいの環境も電磁波の影響を抑える工夫をすることで、より快適な生活が実現できます。とくに、寝室やリビングなどの長時間過ごす空間では、電磁波対策を取り入れることで、健康的な家づくりにつながるでしょう。

平松建築では、電場をカットできる「オールアース住宅」をご提案しています。電磁波の影響を軽減することで、睡眠の質が向上し、精神的な疲労も軽減されるというメリットがあります。

自然に近い暮らしを実現したい方は、ぜひ平松建築にご相談ください。電磁波の影響を抑えた快適な住まいづくりをサポートいたします。

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